傑作スパイアクション『キングスマン』の続編『キングスマン：ザ・ゴールデン・サークル』（原題）のポスターカットが公開された。7月20日から開催される「サンディエゴ・コミコン2017」に、コリン・ファース、タロン・エガートン、ハル・ベリー、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ペドロ・パスカルらが参加予定だが、その前に貴重な新ポスターが公表された。そこには前作で死んだと思われていたハリー・ハート（コリン･ファース）の姿もある。Entertainment Weeklyが伝えている。

ハリー・ハート（コリン・ファース）

まずは粋な格好をした、死んだと思われていたハリー・ハート。彼は1作目でエグジーを指導し、最後には死んでいたが…ハリーがどうやって死から復活したのかは明らかにされていないが、あれ以来、彼は片目を失っており、カウボーイハットをかぶっている。

エグジー（タロン・エガートン）

1作目が“エグジー”という都会で生き抜く術を身に着けたティーンエイジャーがスーパースパイに変身する物語だったとしたら、続編では彼はすでに007クラスになっているか。彼と彼の仲間は、続編ではアメリカのよく似た組織、ステイツメンとチームを組むことになる。「もし1作目の『キングスマン』が『キャプテン・アメリカ』だったら、第2作はまさに『アベンジャーズ』だね」と今年の初めにエガートンは語っている。

エージェント・テキーラ（チャニング・テイタム）

テイタムは今回新しく追加されたキャストの一人で、ステイツメンという名のアメリカのスパイ組織のメンバーであるエージェント・テキーラを演じる。

エージェント・ジンジャーエール（ハル・ベリー）

ベリーもステイツメンのメンバーの一人であり、テクノロジーに精通したエージェントを演じる。

エージェント・ウィスキー（ペドロ・パスカル）

『ゲーム・オブ・スローンズ』の出演で知られるパスカルも、今回から参加し、ウィスキーというコードネームを持つエージェントを演じる。

エージェント・シャンパン（ジェフ・ブリッジス）

ブリッジスはステイツメンの4番目にして最後のメンバーである、高位のエージェント、シャンパンを演じる。ツイッターでブリッジスは「みんなは僕をチャンプって呼ぶんだ。サンディエゴで会おう」と投稿している。

ポピー（ジュリアン・ムーア）

1作目で悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソンに代わり、今回はムーアが抜け目ないビジネス・ウーマン、ポピーとして悪党らしい一面を出す（監督のマシュー・ヴォーンは彼女の役を『コカインでおかしくなったマーサ・スチュワート』と表現している）。「最高の悪役は、半分くらいはまともに思えるような筋書きを持っているものさ。彼らは世界を完全にめちゃくちゃにしてしまうプランを持っているが、彼らの動機は必ずしもバカげているわけではない」とヴォーンは以前に語っている。

マーリン（マーク・ストロング）

もう一人、キングスマンの技術者であり指導者であるマーリン役のストロングも続編に帰ってきた。「闘争状態において、自分自身をコントロールできる技術オタクを演じるのがとても好きなんだ」とストロングは語っている。「だけど、この2作目に関してとても良いなと思うのは、マーリンがハル・ベリー演じるステイツメンのマーリン的な役割を担う人物に出会うことだ。彼女はマーリンと同じようにクリップボードを手に持ち、めがねを掛けている。2人のオタクが出会ったらどうなる？オタクな恋愛があるかもしれないだろ？」

『キングスマン』の続編『キングスマン：ザ・ゴールデン・サークル』は9月22日に全米で公開予定だ。