「映画館に寝に来てください」『寝る映画』10月17日公開決定!

数々の海外映画祭で高く評価されてきた映画『寝る映画』が、10月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開されることが決定しました。監督を務めるのは、『カメラを止めるな!』で撮影監督を務めた曽根剛。主題歌には杏里が歌う「ONE -愛はふたりの言葉だから-」が起用され、ポスタービジュアル、予告編も解禁となりました。

本作は、観客が眠りながら体験するという“無意識の没入型シネマ”に挑む意欲作。目を閉じることで、詩的なフレーズと音楽が観客の深層意識に働きかけ、視覚や聴覚を超えた新しい映画体験を提示します。

物語の中心となるのは、目が見えないユキと耳が聞こえない夫ケン。距離を感じていた2人は、AIが創り出した仮想現実で障害を乗り越える臨床実験に参加します。眠ることで没入するVRの世界で視覚と聴覚を取り戻した2人は、不思議な出来事に遭遇しながらも互いの存在を確かめ合い、真のつながりを見出していくのです。

舞台はベトナム全土でロケが行われ、現実と仮想の狭間を映し出す幻想的な映像美が広がります。さらに脚本やビジュアル、音楽はAIによって生成され、作品そのものが“人とAIの共創”という点でも注目を集めています。

『寝る映画』は、モスクワ国際手話映画祭で最優秀長編映画賞、モナコ国際映画祭で助演女優賞を含む4部門受賞、アメリカのシネスタジア映画祭で最優秀ファンタジー映画賞など、数々の栄誉に輝いています。韓国・ソウル国際AI映画祭やアルゼンチン・ブエノスアイレス国際映画祭など、多くの国際舞台に招待されてきた実績も誇ります。

▼予告編

■作品情報
タイトル:『寝る映画』
公開日:2025年10月17日(金)より全国順次公開
監督:曽根剛
脚本:ChatGPT
出演:團遥香、皆川暢二、グェンゴックニャットデュイ、グェン・ホアン・ゴック・チャム、忍足亜希子
主題歌:杏里「ONE -愛はふたりの言葉だから-」
製作総指揮:瀬古口精良
企画総括:古塩勝彦
エグゼクティブプロデューサー:友田ゆうき、井内徳次

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