森を舞台に、少年院を出所した若者と、生きづらさを抱える叔母との心の交流を描く映画『もういちどみつめる』が、特報映像と場面写真を解禁しました。
本作は、第21回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)への正式出品が決定しており、9月2日・3日にテアトル梅田で上映されます。全国公開は11月22日(土)より新宿K’s cinemaを皮切りに順次スタートします。
『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』で釜山映画祭に正式出品された佐藤慶紀監督が、今回もテーマに掲げるのは「対話」。主演には『淵に立つ』『よこがお』『波紋』などで国内外から評価される筒井真理子、そして『旅と日々』で注目を集めた髙田万作。世代を超えた心の触れ合いを描きます。
解禁された特報では、山あいのキャンプ場を舞台に、ユウキと典子の出会いが繊細に切り取られています。森の静けさと俳優たちの息遣いが融合し、「対話とは何か」を問いかける映像に。さらに場面写真やポスタービジュアルも同時解禁され、作品の持つ空気感が一層伝わる仕上がりです。
【キャストコメント】
筒井真理子(典子役)
「脚本を読み進めるごとに心が典子で満たされていきました。大自然に囲まれた撮影現場は現実から隔離されたようで心地よく、研ぎ澄まされていく感覚でした。この作品を観て身近に似た人を見つけてほしい。シンプルな物語が、こんなに豊かな映画になることに驚いています。ぜひ劇場で一緒に呼吸してほしいです」 
髙田万作(ユウキ役)
「僕自身の生きづらさをユウキに重ね、心の奥底からの叫びを吹き込みました。筒井さんとの共演では、包み込むような愛情を感じ、大きな刺激を受けました。不器用ながらも少しずつ愛を知っていく少年の姿に心打たれるはずです。この映画を通じて、少年犯罪や若者のあり方、大人の役割を見つめ直すきっかけになればと思います」
▼特報
■作品情報
タイトル:『もういちどみつめる』
出演:筒井真理子、髙田万作、にしやま由きひろ、徳永智加来、中澤実子 ほか
監督・脚本・編集・プロデューサー:佐藤慶紀
配給:渋谷プロダクション
制作:Aerial Films
公開:2025年11月22日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
ストーリー:
山のキャンプ場を営む典子のもとに、少年院を出所した甥のユウキが訪れる。母親を探すためにやって来た彼を迎え入れた典子は、「私にできることは、あなたの話を聞くことだけ」と寄り添い、少しずつ心を通わせていく。やがて従兄弟・健二や女子学生との出会いを経て、ユウキの心は大きく揺れ動いていく――。
© Aerial Films