吉永小百合「私の青春を、どうぞご覧ください」日活時代の全出演作品を網羅する写真集が6月刊行!デビュー65周年記念企画を2年間実施!

映画女優・吉永小百合のスクリーンデビュー65周年を記念して、“吉永小百合の青春時代”をテーマにした「吉永小百合 映画女優デビュー65周年記念企画」が、2024年6月から2年間にわたり実施される。そのひとつで、吉永小百合が自ら監修し、日活時代の全出演作品を網羅する写真集「吉永小百合 青春時代 写真集」が、6月に刊行されることが決定した。

1960年のデビュー以来青春時代を過ごした1976年まで、全日活映画の豊富なアーカイブから吉永自らが監修した写真集「吉永小百合 青春時代 写真集」には、昨年実施された日活出身女優の伊藤るり子、進千賀子、水森久美子らとの貴重な座談会も掲載される。

今回の映画女優デビュー65周年記念企画の写真集刊行を受けて、吉永より「私はいまでも女優を続けていますが、日活時代に学んだことを大切にしています。この度、青春時代の写真集が出来ました。私の青春を、どうぞご覧ください」と喜びのコメントが届いた。

■吉永小百合 コメント全文
日活撮影所に初めて行ったのは、高校の入学式の日でした。制服からまっ赤なブラウスに着替え、精一杯おしゃれをして撮影所までのバスに乗りました。それからの日々は、日活が私のもう一つの学校になったのです。デビュー作では、赤木圭一郎さんに出すコーヒーの手が震えてNGを連発しました。徹夜で看病してくれたマリア様のような芦川いづみさん、不器用な私の直球を巧みなインサイドワークで受け止めてくれた浜やん(浜田光夫さん)、優しい先輩、同級生が、沢山いました。不安なことも楽しいこともありました。本当に充実していました。日活撮影所は、私の青春なんです。「何でも困ったことがあったら、先生に相談するんだよ」 浦山桐郎監督がおっしゃった声が、今でも胸に響きます。私はいまでも女優を続けていますが、日活時代に学んだことを大切にしています。この度、青春時代の写真集が出来ました。私の青春を、どうぞご覧ください。

また、65周年企画の一環として、「吉永小百合 日活デビュー65周年記ブルーレイ&DVDシリーズ『青春と純愛』」 の発売も決定した。第1弾として、吉永小百合&浜田光夫『純愛ブルーレイボックス』が、6月5日に発売される。

日本中に愛された吉永小百合と浜田光夫の「純愛コンビ」作品から選りすぐりの5作品『ガラスの中の少女』、『愛と死をみつめて』、『赤い蕾と白い花』、『潮騒』、『大空に乾杯』が収録され、全作品が今回初ブルーレイ化となる。特典映像には、当時映画館でしか観ることの出来なかった吉永・浜田が共演した映画の予告篇を30作以上収録。公開当時に発行された貴重な冊子『日活映画』から2人の記事を特別に編集したブックレットも封入予定。以降、ブルーレイ&DVD約25タイトルが継続してリリースされる予定だ。

さらに、同企画の特集上映も決定。5月25日から6月28日まで、「1960年代―吉永小百合と私たちの青春」と銘打って、計20作品が神保町シアターで上映される。

■「吉永小百合 青春時代 写真集」
2024年6月発売予定
発行元:文藝春秋社

■「吉永小百合&浜田光夫 『純愛ブルーレイボックス』
2024年6月5日(水)発売
価格:2万8,600円(税込)
▼収録作品(Blu-ray):
ディスク① 『ガラスの中の少女』 1960年
ディスク② 『愛と死をみつめて』 1964年
ディスク③ 『赤い蕾と白い花』 1962年
ディスク④ 『潮騒』 1964年
ディスク⑤ 『大空に乾杯』 1966年
▼特典内容:
【特典ディスク(Blu-ray)】
『純愛コンビ』予告篇選集 等(予定)
※現存マスターの状況もあり、共演作すべての予告篇収録ではありません。
【封入特典】
「日活映画」吉永小百合&浜田光夫特別選集『純愛』ブックレット(全52P装丁)
【仕様】
特製アウターケース、ピクチャーディスク
※仕様や特典は予定となります。予告なく変更する場合があります。
発売元:日活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
©日活株式会社

■特集上映「1960年代―吉永小百合と私たちの青春」
開催期間:2024年5月25日(土)~6月28日(金)
上映劇場:神保町シアター
上映作品:『ガラスの中の少女』(1960年/若杉光夫監督)、『草を刈る娘』(1961年/西河克己監督)、『キューポラのある街』(1962年/浦山桐郎監督)、『赤い蕾と白い花』(1962年/西河克己監督)、『あすの花嫁』(1962年/野村孝監督)、『ひとりぼっちの二人だが』(1962年/舛田利雄監督)、『青い山脈』(1963年/西河克己監督)、『いつでも夢を』(1963年/野村孝監督)、『泥だらけの純情』(1963年/中平康監督)、『雨の中に消えて』(1963年/西河克己監督)、『美しい暦』(1963年/森永健次郎監督)、『波浮の港』(1963年/斎藤武市監督)、『真白き富士の嶺』(1963年/森永健次郎監督)、『光る海』(1963年/中平康監督)、『風と樹と空と』(1964年/松尾昭典監督)、『帰郷』(1964年/西河克己監督・白鳥信一監督)、『愛と死をみつめて』(1964年/斎藤武市監督)、『私、違っているかしら』(1966年/松尾昭典監督)、『愛と死の記録』(1966年/蔵原惟繕監督)、『斜陽のおもかげ』(1967年/斎藤光正監督) 以上、全20作品を上映予定