加藤小夏「私、推理もコーヒーもスッキリ白くないと嫌なんです」『コーヒーはホワイトで』予告編

人気原作漫画を連続ドラマ化した「I”s」や「取り立て屋ハニーズ」、そして「鎌倉殿の13人」で大河ドラマ出演を果たし、最新映画『身代わり忠臣蔵』にも出演するなど、数多くの作品で目覚ましい活躍をみせる加藤小夏が主演する映画『コーヒーはホワイトで』が、2024年2月16日より公開される。このほど、予告編が披露された。

本作は、シャーロック・ホームズ、エルキュール・ポアロ、明智小五郎ら多くの名探偵に勝るとも劣らない頭脳を武器に、名探偵モナコが、現代の難事件を次々解決していく謎解きミステリー。

予告編では、本作のキーワードでもある“ホワイト”のメイド服を着た加藤小夏演じるモナコが働く純喫茶「モア」の穏やかな雰囲気が、依頼人の合言葉「コーヒーはホワイトで」が発せられると一転する。「どんなご依頼ですか?」とモナコが尋ねると、「千円男が…」、「犬がストーカーされている」、「0時になるとやって来る逆シンデレラ」、「連続通り魔殺人事件」等、次々と怪しげな依頼内容が舞い込んでくる。女子高生や会社員に扮して潜入調査する姿や、アクションシーン、そして、「私、推理もコーヒーもスッキリ白くないと嫌なんです」と正面を見据えて語るモナコのキリっとした表情が収められている。また、事件を解決していく中でモナコが探偵になった理由が明かされていくことも示唆されている。

物語を盛り立てていく主題歌は、「あ~よかった」や「さよなら大好きな人」で知られる女性デュオ“花*花”の「イロイロ」に決定。予告編でも伸びやかな歌声が響き渡っている。

『コーヒーはホワイトで』
2024年2月16日(金) シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかロードショー
監督:岡山一尋
脚本:森田剛行
出演:加藤小夏 好井まさお 生島勇輝 小野真弓 大村彩子 桃月なしこ 石田千穂(STU48) 和田崇太郎 奥貫薫 川﨑麻世
配給:AMGエンタテインメント

【ストーリー】 昔ながらの純喫茶「モア」は、美味しいコーヒーとレトロな雰囲気で地元の人たちに愛されている喫茶店。だが、この店には裏の顔があった。ある合言葉でコーヒーをオーダーすると、喫茶店から探偵事務所へと一変するのだ。「モア」は、由美彦(好井まさお)の母・ミチル(奥貫薫)が開業し、ミチルは自ら女探偵としてさまざまな問題を解決してきた。だが、ある事件に巻き込まれてミチルは亡くなってしまう。この店を引き継いだのは、ミチルの兄・吾郎(川﨑麻世)と由美彦。引き継いだのは、もちろん探偵業もだ。しかし由美彦は探偵としての能力は高くなく、「モア」の探偵業は アルバイトのモナコ(加藤小夏)が請け負っている。そんなモナコも昔、ミチルに助けられたひとりだった。この摩訶不思議な場所「モア」を、喫茶店から探偵事務所に変える合言葉、それは「コーヒー、ホワイトで」。それを唱えれば、真っ白なロリータファッションに身を包んだ美しきメイド探偵が、この店の裏メニューである“ホワイトコーヒー”とともに相談に乗ってくれるのだ。今日も「モア」の扉を開けて合言葉を唱える女性が現れた。今回の依頼人は高級クラブ「Sun」のママ・瑛子(小野真弓)。悪質な客・川添(和田崇太郎)に困り果て、相談しにやって来たのだ。話を聞いたモナコは「Sun」への潜入捜査を決意する。知性あふれるモナコの采配により、川添を退散させることに成功したが、この事件をきっかけに、「Sun」のホステス・紗里(桃月なしこ)や、犬のストーカーに悩む優奈(石田千穂)など次々依頼者が現れ、事態はより複雑に深刻になり、ついには連続通り魔事件に発展していく…。

©️映画「コーヒーはホワイトで」製作委員会