「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023国内コンペディション長編部門」にノミネートされるなど注目を集めている、武田かりん監督のデビュー作 映画『ブルーを笑えるその日まで』が、12月8日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルが披露された。
本作は、監督が経験した不登校や自殺未遂の経験をモチーフに、同じ想いを持つ人に向けて監督自身が願いを叶える映画。武田かりん監督は本作が初長編作品ながら「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023国内コンペディション長編部門」にノミネートされるなど、今後の活躍が期待されている。
学校には馴染めず、ひとりぼっちで中学校生活を過ごす安藤絢子(アン)は、薄暗い立ち入り禁止の階段が唯一の居場所だった。そんなある日、不思議な商店で魔法の万華鏡を貰う。それを覗くと立入禁止の扉が開く、屋上には同じ万華鏡を持った生徒・アイナ(角心菜)がいた。二人はすぐに仲良くなり夢のような夏休みを送るのだが、屋上には「昔飛び降り自殺した生徒の幽霊が出る」という噂があった…。
主人公アンを演じるのはスターダストプロモーション主催の「第1回スターオーディション」で当時12歳ながら初代グランプリに輝いた渡邉心結。もう一人の主人公アイナを演じるのは「ミスセブンティーン2021」ファイナリストの角心菜。本作が映画初主演となるフレッシュな二人が鮮やかに演じている。
予告編は、11月18日のTAMA NEW WAVEでの上映に合わせ作成され、主題歌であるRCサクセションの「君が僕を知ってる」を使用し、明るい印象の内容に仕上がった。忌野清志郎が作詞・作曲を手掛けた「君が僕を知ってる」は、名曲としてファンの間で長年愛されている。今回は武田かりん監督の熱烈オファーが実り、主題歌としての使用が叶った。
『ブルーを笑えるその日まで』
2023年12月8日(金)よりアップリンク吉祥寺にて公開 以降全国順次公開
監督・脚本:武田かりん
主題歌:RCサクセション「君が僕を知ってる」
出演:渡邉心結 角心菜 丸本凛 成宮しずく 佐藤ひなた 夏目志乃 片岡富枝 宮原俐々帆 根本拓洋 鳥谷宏之 土屋いくみ 若林秀敏 松澤可苑 荒澤智也
配給:映日果人
【ストーリー】 安藤絢子(アン)はひとりぼっちの女の子。唯一の居場所は薄暗い立ち入り禁止の階段。不思議な商店で、魔法の万華鏡を貰ったアンは、同じ万華鏡を持った生徒、佐田愛菜(アイナ)と出会う。二人はすぐに仲良くなり夢のような夏休みを送るのだが、屋上には昔飛び降り自殺した生徒の幽霊が出るという噂があり…。アイナはその幽霊なのではないかという疑念を抱きながらも、お互いにとってかけがえのない存在になっていく二人。そんな楽しかった夏休みも終わりに差し掛かるのだった…。
©2023 ブルーを笑えるその⽇まで