モンゴルの草原を認知症が進む母と息子が旅をする『草原に抱かれて』予告編

チャオ・スーシュエ監督の長編デビュー作『草原に抱かれて』が9月23日より公開。このほど、予告編がお披露目となった。

認知症を患う母が気がかりだったミュージシャンのアルスは、思い切って兄から母を引き取り、母の故郷の内モンゴルで一緒に暮らし始めた。そして、母の記憶を辿るように、広大で荒涼とした草原をふたりで旅を続ける。遥か彼方まで広がる草原、季節ごとのゲル(天幕)の移動や、天地に感謝を捧げる祈りの作法、生と死が隣り合わせのようで、思わず見入ってしまう…。

予告編では郷愁を誘う、内モンゴルの音楽や歌が絶え間なく流れ、母と息子の思い出を探す旅に寄り添う。雄大な内モンゴルの大自然の中、二人乗りのバイクで旅をする親子の姿に心が温まる。

『草原に抱かれて』
2023年9月23日(土)より、新宿K’s cinemaにてロードショー、全国順次公開
監督・脚本:チャオ・スーシュエ
出演:バドマ イデル
配給:パンドラ