元SPEEDの今井絵理子が、生まれつき耳の聞こえない息子とともに歩んだ足跡『親子劇場』特報映像

SPEEDという国民的なアーティストとして活動してきた今井絵理子が、生まれつき耳の聞こえない息子とともに歩んだ足跡を基に描いた映画『親子劇場』が、主演・中野郁海の地元である鳥取県倉吉市・倉吉シネマエポックにて10月6日より先行公開されることが決定。併せて、特報映像とビジュアル第一弾がお披露目となった。

息子は耳が聞こえなかった…本作は元SPEEDの今井絵理子が、生まれつき耳の聞こえない息子とともに歩んだ足跡を基に描いた映画。耳の聞こえない子供は、耳の聞こえる親から生まれる確率が9割と言われ、身近に存在している。そして本作では、手話を第一言語とするろう児の日常、聴者の母親の成長を描く。

主役の比嘉絵梨花役は、AKB48に14歳の時から6年間所属し、18歳の時には全国高校生手話パフォーマンス甲子園で演技司会という大役も務めた中野郁海が担当。絵梨花の息子役には、 生まれたときから耳が聞こえない、日本語と言語が違う手話を第一言語とするろう児・人夢。他、NANA(MAX)、吉冨さくら、忍足亜希子、HANDSIGNらが出演した。

ろう者とろう者以外が互いを理解し共生することができる社会を築くことを目標とした「鳥取県手話言語条例」が設立され、毎年全国高校生手話パフォーマンス甲子園が実施され手話との繋がりが深い鳥取県にて先行上映が決定。主演の中野の地元である鳥取県倉吉市・倉吉シネマエポックにて10月6日より公開される。また12月8日〜10日に秋葉原で実施のふるさと映画祭でもプレミア上映が決定した。

耳の聞こえない手話を第一言語とするろう児の日常、そして耳の聞こえる聴者の母親の成長を描く本作。ろう者やろう児、手話をもっと多くの方に届けるため、全国上映に向けたクラウドファンディング“エンターテインメントを通じ、ろう児・手話・親子の成長を届けたい”プロジェクトの実施を決定した。本作は全編字幕付きでの上映となる。

『親子劇場』
2023年10月6日(金)より、鳥取県倉吉市・倉吉シネマエポックにて先行上映
2023年12月8日(金)〜10日(日)、秋葉原で実施のふるさと映画祭にてプレミア上映
監督:大橋孝史
脚本:村川康敏
原作:今井絵理子「ココロノウタ」「おやこ劇場」(祥伝社刊) メインテーマソング:「なんくるないさぁ」今井絵理子
出演:中野郁海 人夢 NANA(MAX) 吉冨さくら 今井彰人 忍足亜希子 佐々木敦子 村川莉凰 若杉夏莉 河野智典 五百蔵久子 月石しのぶ 素子 佐藤遙威 守屋水結 松本紬希  TATSU(HANDSIGN) SHINGO(HANDSIGN)
配給:モバコン株式会社

【ストーリー】 息子は耳が聞こえなかった…国民的なアーティストとして活動してきた絵梨 花は、出産と子育てのため歌手活動を休止することに。そして生まれた待望の息 子は、全く耳が聞こえなかった。息子の子育てに奔走する絵梨花。たくさんのフ ァンが待ってくれているものの、再び歌おうという気持ちはなくなっていた。手 話サークルへ参加し手話に触れ、息子と共に成長していく絵梨花だが、あることをきっかけに気持ちの変化が生まれ 始める。聞こえないことは個性と考え、息子を幸せにしたい、歌でみんなを幸せにしたい…。絵梨花の前向きでひたむきな気持ち、そして耳の聞こえない息子と共に歩もうとする姿に心温まる、感動のストーリー。