福士蒼汰の視線の先に、全裸で身を伏せている松本まりかの姿が…『湖の女たち』超特報映像

『さよなら渓谷』の大森立嗣監督が、吉田修一の同名小説を福士蒼汰&松本まりかのW主演で映画化する『湖の女たち』の公開日が2024年初夏へと変更され、併せて超特報映像がお披露目となった。

琵琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。

超特報映像では、薄暗い倉庫の中、顔の見えない刑事(福士蒼汰)がソファに腰をかけ、その視線の先に、全裸で身を伏せている介護士(松本まりか)の姿が。そんな衝撃的なシーンの合間には、“この世界は美しいだろうか”という意味深な問いかけの言葉が添えられている。ふたりに一体何が起きているのか。そして心のひずみを表すかのように妖艶に鳴り響くバッハの「シャコンヌ」。切り裂くようなヴァイオリンの音色に隠された、事件の恐るべき真実とはー。あなたは今、その目撃者となる。

また、画家・諏訪敦による解説も収録されている、吉田修一原作の文庫本が7月28日(金)に新潮社より発売が決定。湖畔の事件から始まり、歴史的に続いてきた日本の負の遺産を読者に突きつけるスケールの大きさが話題となった、悪と欲望を描き尽くした意欲作だ。

『湖の女たち』
2024年初夏より全国公開
原作:吉田修一『湖の女たち』(新潮文庫刊)
監督・脚本:大森立嗣
出演:福士蒼汰 松本まりか
共同配給:東京テアトル ヨアケ

©2023 映画「湖の女たち」製作委員会