飼い主の女の子に会うために17年間通い続けた保護犬の実話『石岡タロー』10月公開

離れ離れになってしまった飼い主に会う為、2キロの道のりを17年間毎日通い続けた犬「タロー」を映画化した『石岡タロー』が10月20日より公開されることが決定した。

本作は、1964年にJR石岡駅で幼い飼い主とはぐれてしまい、小学校に保護された犬”タロー”。飼い主の女の子とまた会うために、小学校から石岡駅までの2キロの道のりを17年間毎日通い続けたという感動の実話。

自主制作の短編映画『春杣人』、『ふるべ』、『おるすばん』は、国内外の映画祭で正式上映されベストファンタジー賞などを受賞、本作が長編デビュー作となる石坂アツシ監督が、一途なタローを温かい視線で描く。

飼い主の女の子、恭子役には、オーディションで抜擢された寺田藍月、成人した恭子役には渡辺美奈代。小学校の校長役に、俳優・歌手・リポーターとマルチに活躍する山口良一、同校の用務員役に菊池均也、さらに、たけし軍団のグレート義太夫など個性豊かな顔ぶれが脇を固める。

ポスタービジュアルは、昭和の石岡の国道をタローが真っ直ぐ向かってくる姿が印象的。ただひたすら飼い主に会うために1匹で歩くタローの一途な姿は切なく、涙を誘うビジュアルとなっている。

『石岡タロー』
2023年10月20日(金)より、シネマサンシャイン土浦ほか全国順次公開
監督・脚本:石坂アツシ
ドッグトレーナー:西岡裕記
出演:山口良一 渡辺美奈代 松木里菜 寺田藍月 山東文発 青木日菜 まいど豊 グレート義太夫 菊池均也
配給:CHIPANGU/エレファントハウス