比嘉愛未が広島で吟醸酒造りに奮闘する女性を演じる『吟ずる者たち』2022年公開!

日本酒造りが盛んな町、広島で、日本で初めて吟醸酒をつくった“吟醸酒の父”三浦仙三郎の魂「百試千改」を軸に、酒造りに奮闘する女性を比嘉愛未主演で描く映画『吟ずる者たち』が、11月5日より広島にて先行公開、2022年に全国公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

永峯明日香は東京で夢破れ、故郷広島へと帰る。目標を見失っていた明日香は、“吟醸酒の父”三浦仙三郎の杜氏の末裔が継いだ酒蔵を営む実家で、父・亮治が「家宝」とする三浦仙三郎の手記を目にし、仙三郎の百回試して千回改める「百試千改」の想いに強く惹かれ、酒造りへの道を歩き始める。

令和の主人公・永峯明日香を演じるのは、映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』や『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』で注目され、現在フジテレビ系の話題ドラマ「推しの王子様」で主演を務める比嘉愛未。そして明治の主人公・三浦仙三郎役に、フジテレビ系人気ドラマ「浅見光彦シリーズ」で主人公・浅見光彦役を2003年から16年間務め上げ、その後も数多くの人気ドラマや映画などで活躍する中村俊介。仙三郎の妻役に、デビュー以来安定的な演技で活躍するベテラン・戸田菜穂が扮する。さらに仙三郎の家族に渋谷天外、ひろみどり、今井れん、中尾暘樹、令和時代で明日香の家族として、中村久美、奥村知史、丘みつ子、大和田獏と多彩なキャストが集結した。

監督は、広島県竹原市出身、『飛べ!ダコタ』の油谷誠至。脚本は、同じく竹原市出身の「キセキの葉書」の仁瀬由実と安井国穂がタッグを組み、今村昌平監督の下で映画創りを手掛けてきたスタッフをはじめ、モノづくりに熱い想いをかけるチームが集結した。

ポスタービジュアルは、酒造りにとって欠かせない水をモチーフに、明治から令和へ時を経て継がれる思い表現しており、オールメインキャストが大結集している。

『吟ずる者たち』
11月5日(金)より、広島にて先行公開
2022年 全国順次公開
監督:油谷誠至
脚本:仁瀬由実 安井国穂
出演:比嘉愛未 戸田菜穂 渋谷天外 ひろみどり 大森ヒロシ 山口良一 今井れん 中尾暘樹 中村久美 奥村知史 川上麻衣子 丘みつ子 大和田獏 中村俊介
配給:ヴァンブック

【ストーリー】 永峯明日香(比嘉愛未)は東京で夢破れ、故郷広島へ。実家は三浦仙三郎の杜氏の末裔が継いだ酒蔵。養女である明日香は、幼き頃から酒造りに興味を持っていたものの、実家を継ぐことは、そぐわないと避けて生きてきた。目標を見失っていた明日香は父・亮治が「家宝」とする三浦仙三郎の手記を目にする。明治初期、新米酒造家の三浦仙三郎(中村俊介)は、醸造中に中の酒が腐る「腐造」に何度も見舞われる。資金不足、両親、愛する養女の死。逆境の中、腐造を起こさない、安定した日本酒醸造技術の確立に研鑽を重ね、ついに軟水による低温醸造法を導き出す。明日香は仙三郎の百回試して、千回改める「百試千改」の想いに強く惹かれていく。そんな矢先、父が倒れてしまう。父が作ろうとしていた新酒造りを引き継ぐことを決心した明日香。明治から令和へ。時を経て、想いと一緒に醸される新酒『追花心』は完成できるのか?

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