三浦春馬、バーテンダー役に挑戦しカクテル作りを生披露!「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」完成披露試写会&舞台挨拶 レポート

発行部数100万部を突破した東野圭吾の同名小説を、三浦春馬主演でドラマ化した「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」が、3月16日よりWOWOWプライムにて放送される。このほど、3月3日に品川・THE GRAND HALLにて完成披露試写会と舞台挨拶が行われ、キャストの三浦春馬、高橋メアリージュン、松本まりか、国本雅広監督が登壇した。

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本作の冒頭のシーンと同様、雨が降るなかでの実施となった本イベント。初めに、記憶喪失と贖罪の闇に苦しむバーテンダー・雨村慎介役を演じた三浦は、「嘘が見えては全く成立しないストーリーなので、撮影の日が来るのが怖かったですね」と撮影前の心境についてコメント。バーテンダー役を演じるにあたり、「毎日のように友人のバーにお邪魔させてもらって、実際にカウンターに入らせてもらい、何度も何度も練習する日々が続いた」ようで、「楽しんで練習することができました」と充実した表情を見せた。高橋と松本からバーテンダー姿が「かっこよかった」と絶賛されると、三浦は「ありがとうございます!」と深々と頭を下げ、客席の笑いを誘った。

三浦演じる慎介を翻弄する謎の女・瑠璃子と、慎介が起こした交通事故の被害者・美菜絵という一人二役に挑戦した高橋は、演じるうえで「目にこだわりました。ヘビのような目を意識しました。ヘビになりきって」と明かすと、三浦が「僕はカエルになりきって演じました(笑)」と続け、二人が演じるキャラクターの関係性が気になる場面も。

主人公・慎介が劇中で記憶を失うことにちなみ、一番忘れたくない記憶は?という質問もあり、三浦は「『読売演劇大賞で杉村春子賞をいただけたよ』とマネージャーから電話がかかってきたんです。とても嬉しくて、本当に仲のいい方に報告したところ、全く予想していなかったんですけど、伝えた瞬間に号泣してくださって。自分の賞で喜んでくださったというのが本当に嬉しかった」と感慨深い様子を見せた。

一方、高橋は「この後に話しづらいんですけども…」と前置きしつつ、「ヒュー・ジャックマンが大好きで、一度彼の会見に潜入したことがあるんです。ヒュー・ジャックマンが現われた時に、スローモーションになったんですよ!目の前がピンクに囲まれて!心臓の音もドックン、ドックン…って、『本当にこうなるんだ!』って!(笑)」と興奮気味に話し、会場を沸かせた。

イベントの終盤には、バーテンダー役を演じた三浦がカクテル作りを生披露。第1話に登場するカクテル“マッド・スライド”を完成させ、そのキレのあるパフォーマンスに、客席からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。最後に、物語で重要な役どころとなるマネキン“ドール美菜絵”も特別に登場し、イベントは幕を閉じた。

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「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」
3月16日(土)よりWOWOWプライムにて放送
毎週土曜よる10時から放送(全6話) ※第1話無料放送
監督:国本雅広
原作:東野圭吾「ダイイング・アイ」(光文社文庫刊)
脚本:吉田紀子
音楽:窪田ミナ
出演:三浦春馬 高橋メアリージュン 松本まりか 柿澤勇人 小野塚勇人 淵上泰史 木村祐一 堀内敬子 生瀬勝久

【ストーリー】 西麻布のバー・茗荷のバーテンダー、雨村慎介(三浦春馬)はある夜、男に襲われ一部の記憶を失ったが、やがて自分が1年半前に交通事故を起こし、ある女性を死なせてしまっていたこと、自分を襲い、犯行後に自殺した男はその女性の夫だったことを知る。周囲の人間たちからなぜか「嫌なことは思い出さない方がいい」としきりに忠告された慎介は事故の真相に疑問を持ち始める…。そして、店に復帰した雨の夜。どこか人間離れした美貌と強い視線を持つ喪服の女性・瑠璃子(高橋メアリージュン)が店に現われた。その時から慎介は深淵な迷宮に入り込む。行方不明になる慎介の恋人・成美(松本まりか)、人生の師である江島(生瀬勝久)、店のママ・千都子(堀内敬子)らの、誰が嘘をつき、誰が誰を陥れようとしているのか?刑事・小塚(木村祐一)は事件の闇に突き動かされるように捜査を進めるが…。そして、慎介を大胆に誘惑し翻弄していく瑠璃子の本当の目的は?