「前になにかいる」地下通路の暗闇に蠢くものとは…日韓合作ホラー『オクス駅お化け』特報映像

世界中で驚異的レビューを獲得した伝説のホラーウェブ漫画を原作に、構想9年を経てJホラーの巨匠・高橋洋が脚本を手掛け、待望の実写映画化をした『ザ・ゴースト・ステーション(英題)』が、邦題を『オクス駅お化け』として10月6日より公開されることが決定。併せて特報映像&ティザービジュアルがお披露目となった。また、脚本を手掛けた高橋洋、チョン・ヨンギ監督よりコメントが寄せられた。

大都市ソウルに実在する地下鉄のオクス駅を舞台に、バズらせることが全ての駆出しの記者が、ある人身事故の真相を追ううちに、不気味な怪死が次々と起こり始める…。虐げられた者たちの憎悪が蠢く、日韓合作の震撼の都市伝説ハイブリッドホラー。

現代社会の闇をエンターテイメントへ昇華させた『整形水』を生んだ韓国のウェブトゥーン。『オクス駅お化け』もその一つで、原作は、2011年、NAVERウェブトゥーンミステリー短編として発表され、 当時1億を超える閲覧数と、平均9.84/10点の驚異的レビューを獲得した伝説のホラーウェブ漫画だ。ソウルの実在の地下鉄駅「オクス駅」を舞台に、世界中のネット民に恐れられた鳥肌モノの都市怪談が、構想9年を経てJホラーの巨匠として名高い『リング』の高橋洋らによる脚本で待望の実写映画化。

監督は『人形霊』など数々のKホラーを手掛けてきたチョン・ヨンギ。都市伝説ホラーの生みの親と韓国ホラーメーカーがタッグを組む。主演には韓国で社会現象になり大ヒットしたドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のキム・ボラ、N.Flyingのドラマーで日本テレビのドラマ「君と世界が終わる日に」でも話題を呼んだキム・ジェヒョンが共演。

韓国では2023年4月に公開され、大作がひしめく中、小規模公開ながらも初登場第3位という快挙を成し遂げ大ヒットした。さらに公開前から世界126カ国に販売され期待の高さが伺える。強烈な承認欲求と虐げられた者たちの憎悪が蠢く、日韓合作のおぞましい都市伝説ハイブリッドホラーを誕生させた。

ポスタービジュアルには「あなたの近くにもいるかもしれない。」と日常に潜む恐怖を煽るキャッチコピーが書かれている。さらに中央には、カメラの顔認識のピントが記されており、“何か”の存在が伺える。

特報映像は、地下鉄駅の地下道内で、“何か”が向かってくる様子が描かれ、静寂の中で見えない何かに向き合わなければならない恐怖を誘う特報に仕上がっている。

▼スタッフ コメント

■高橋洋(脚本)
『オクス駅お化け』の脚本を書いたのは今から5年前。パク・クネ政権末期の頃です。オクス駅はソウルのど真ん中、漢江の近くに本当にある駅で、実際の駅名を堂々と出してホラー映画を作るなんて…と日韓の感覚の違いに驚いたというか、羨ましく思いました。地下深くにある廃駅にも案内されました。映画にも地下鉄の廃駅が出てきますが、あれも本当にあるんです。僕は列車恐怖症で、書いている間、怖くて大変でしたが、そういう苦労が映画から伝わってくれると嬉しいです。いかにも韓国映画らしいエグい展開が待っていますが、実は元ネタは日本で戦後まもなく起こった、あるおぞましい事件です。

チョン・ヨンギ(監督)
『オクス駅お化け』は、日本のホラー映画の巨匠である高橋洋さんとのコラボレーションにより製作されました。ほとんど前例のない日韓共同製作で完成したホラー映画『オクス駅お化け』は、韓国と日本のホラー映画の特徴と長所を融合し、日本の皆様にも大いに楽しんで頂ける作品に仕上がったと思います。また、映画に登場する4桁の数字は、韓国で児童を対象とした犯罪事件の日付であり、忘れずに覚えておきたいという思いで慎重に入れました。日本の皆様に映画を楽しんで頂き、そのことにもほんの少し気に留めて頂けますと幸いです。

『オクス駅お化け』
2023年10月6日(金)より、全国ロードショー
脚本:高橋洋 イ・ソヨン 白石晃士(脚本協力) 監督:チョン・ヨンギ
出演:キム・ボラ キム・ジェヒョン シン・ソユル 
配給:松竹ODS事業室

【ストーリー】 その数字(名前)を、言ってはいけない。大都市ソウルに実在する地下鉄のオクス駅。バズらせることが全ての駆出しの記者が、ある人身事故にまつわる奇妙な目撃談を記事にした。やがて真相を追ううちに、不気味な変死が次々と起こり始める…。駆け出しのウェブニュース記者のナヨンは、ボーイフレンドのウウォンを助手として、アクセス数を稼ぐため、地下鉄オクス駅での人身事故の記事を書くことに。取材を進めていくと被害者以外に「線路に子供がいた」という奇妙な目撃談がでてくる。ある目撃者は、取り憑かれたように謎の数字を連呼するのだった。事件の真相を追ううちに、二人の周囲で次々とおぞましい変死が起こり始める…。

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