中村倫也が訳アリな宇宙人役に初挑戦し、伊藤沙莉、日村勇紀、柄本時生と四兄妹役で共演するエイリアンコメディ『宇宙人のあいつ』が5月19日より公開される。このほど、5月9日に湯島天満宮にて大ヒット祈願&トークイベントが行われ、キャストの中村倫也、伊藤沙莉、日村勇紀(バナナマン)が出席した。
映画の大ヒット祈願ということで、湯島天満宮に登場した3人。「神社が好き」だという中村は、「人の願いが古来より集まってきた場所が好きで、仕事でどっか行った時とか空いてる時間があると、近くの神社などを回ったりする。今回は有名な学問の神様、勝負の神様に映画のヒット祈願ができるのはすごい嬉しい」とコメント。絵馬にも願い事を書いたそうで、「『宇宙人のあいつ』がたくさんの方に楽しんでいただけますようにと。あと、学問の神様ということなので、みんなの受験が合格しますようにと。これでもう世界中の受験生は大丈夫!」と、作品のヒットと共に受験生の合格にも太鼓判を押した。
イベント中には、全員でおみくじを引く場面も。しかし、伊藤が中吉、日村が小吉、中村が末吉を引き、中途半端な結果に。微妙な空気が流れる中、日村が「大吉多めに入れといてくださいよ〜」とガチなおみくじに苦笑いだったが、中村は「僕は人生ずっと90点でいたい人間なんでちょうどいいですね。のぼせず湯冷めもしない、湯島さんだけに」と上手くまとめていた。
最後に「もし宇宙人の特殊能力を一つもらうとしたら?」と聞かれた中村は、「ささ身って蒸すとプリプリになる。肩こりや腰が痛い時に、自分の身体を一回バラバラにほぐして、蒸し器に筋肉だけ入れてプリプリにして戻したい」と、かなり斜め上を行く能力を要望。同じ質問に日村は、「肩にちょっとしたボッコリが欲しい」とし、「なで肩だから荷物が落ちるのよ。ショルダーバックを引っ掛けたい」と、こちらも地味な特殊能力を欲しがり、中村と伊藤を大爆笑させていた。
『宇宙人のあいつ』
2023年5月19日(金)より、全国ロードショー
監督・脚本:飯塚健
主題歌:氣志團「MY SWEET ALIEN」(影別苦須 虎津苦須)
出演:中村倫也 伊藤沙莉 日村勇紀 柄本時生 関めぐみ 千野珠琴 細田善彦 平田貴之 山中聡 井上和香 設楽統 山里亮太
配給:ハピネットファントム・スタジオ
【ストーリー】 家族になりすまして23年。人間の生態を調査しに土星から来た宇宙人は、真田家4兄妹の「次男・日出男」として、長男・夢二、長女・想乃、三男・詩文と暮らしていた。家族というものがわからない日出男は、夢二から教えてもらう。「兄ちゃん、家族って何?」「自分よりも、大切なものがあるってこと」家族の様々な問題が起こる中、地球を離れる日が近づいてきてしまう。残された時間は、あと三日間。人間としてやり残したことへの日出男の奮闘が、今始まる。
©映画「宇宙人のあいつ」製作委員会