ハリソン・フォード「私の最後となる全世界を股にかける冒険」『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』予告編&本ポスタービジュアル

映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督×「スター・ウォーズ」シリーズを手掛ける、ルーカスフィルムの超豪華制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ『インディ・ジョーンズ』。その全世界待望となる最新作にしてハリソン・フォードがインディを演じるのは最後となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が、6月30日より公開される。このほど、本予告編と本ポスタービジュアルがスター・ウォーズ・セレブレーションでお披露目となった。

シリーズ最新作の舞台は、アポロの月面着陸計画を巡り、アメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年。インディ・ジョーンズが、宇宙という未来の領域にその力を広げようという両国の間でうごめくナチス残党の陰謀を阻止するために、最後にして最大の冒険に挑む。

本予告編は、ザ・ローリング・ストーンズの陽気な音楽をバックにインディが引退宣言をするところから始まる。そこに現れたヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)からインディは、自身が若いころに発見した歴史を変える“運命のダイヤル”の話を持ちかけられる。まるで時計のようにも見える“運命のダイヤル”は、これまで様々な冒険を繰り広げてきたインディとって「全てはこの日のために、人生をかけて」と語るように生涯かけて探し求めてきた秘宝。そんな“運命のダイヤル”を巡り、インディの因縁の宿敵フォラーとのカーチェイスや銃撃戦、巨大な飛行機から空中への決死のダイブなど思わず手に汗を握ってしまう争奪戦が繰り広げられる。人生をかけて探し求めた“運命のダイヤル”とは、世界をどのように変えてしまうのか?歴史を覆すかのような発言をする宿敵フォラーの目的とは何なのか?チャンスを掴んでも何度も失敗し、それでも最後には必ず勝利してきたインディ・ジョーンズがついに宿命に立ち向かう。

さらに映像では、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で相棒を務めインディのピンチを幾度も救ったキー・ホイ・クァン演じるショート・ラウンドを思わせる謎の少年も登場。今回の冒険でもキーパーソンになりそうな彼は、インディとどのようなやり取りを見せてくれるのかも楽しみだ。また、インディの代名詞ともいえる、華麗なムチさばきや、これまでの数々の冒険がフラッシュバックするような、巨大な丸い石が転がってくる場面など、シリーズファンの胸を熱くするシーンもあり、一瞬たりとも目の離せないものとなっている。

本ポスタービジュアルは、レトロなコミックスを思わせる質感でインディが人生をかけて追い求めた“運命のダイヤル”をバックに、インディ、ヘレナ、フォラーがそれぞれの思惑を胸に決意に満ちた表情を浮かべている。“運命のダイヤル”大争奪戦の中、宿命に立ち向かうインディ最後の冒険の全貌に期待が高まる。

本予告編、本ポスタービジュアルが公開されたイギリス・ロンドンで開催されたスター・ウォーズ・セレブレーションに登壇したマッツ・ミケルセンはインディ・ジョーンズシリーズへの出演に、「夢が叶ったという感じだよ!「インディ・ジョーンズ」は自分の人生の中でもとても印象に残っている作品なんだ。今でも初めて観た時のことを覚えているよ。そんな作品に参加できて光栄だ」と、映画史に名を刻む作品に参加できたことの喜びを語った。ヒロインのヘレナを演じるフィービー・ウォーラー=ブリッジは、名付け親でもあるインディとヘレナの関係について、「ヘレナの登場はインディにとって実は嬉しくないことなの。お互いに敵対心を持っていると同時に、インディは認めたくないでしょうけど、似たようなところもあるの」と、一筋縄ではいかない関係を匂わせた。監督のジェームズ・マンゴールドは、「ハリソンと仕事ができて嬉しかったよ。彼とスティーブン・スピルバーグ、プロデューサーのキャスリーン・ケネディから映画をやってみないかと言われた時はとても驚いた。スピルバーグと映画のカットについて語ったり、ジョン・ウィリアムズとスコアを作曲したり、ハリソン・フォードと一緒に仕事をすることは本当に夢のようだった!」と、ハリウッドの生きる伝説との仕事を興奮気味に語り、そうそうたるメンバーと生み出した本作への期待を煽った。そして、42年間にも渡りインディを演じてきたハリソン・フォードは、会場のファンにビデオメッセージで、「「インディ・ジョーンズ」に関わったすべての人を代表して感謝を伝えたい。私の最後となる全世界を股にかける冒険に参加してくれてありがとう」とファンに向けての感謝を述べ、彼の演じる最後のインディ・ジョーンズとなる本作に向けて力強いコメントを残した。

ハリソン・フォードやマッツ・ミケルセンらハリウッドを代表する名優達と、製作総指揮を務めるスピルバーグから監督のバトンを受け取った、確かな実力を持つジェームズ・マンゴールド監督が贈るインディ・ジョーンズ最後の冒険。『レイダース/失われたアーク 《聖櫃》』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』にも出演していたサラー役のジョン・リス=デイヴィスもカムバックし、役どころは不明だが『マスク・オブ・ゾロ』などで知られるスペインの名優アントニオ・バンデラスも登場する。6月、新たな「インディ・ジョーンズ」が世界中を興奮とスリル満点のアドベンチャーの世界に誘い、熱く盛り上げる。

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
2023年6月30日より公開
監督:ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ ジョージ・ルーカス 音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ハリソン・フォード フィービー・ウォーラー=ブリッジ アントニオ・バンデラス ジョン・リス=デイヴィス マッツ・ミケルセン

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