アイドルグループ「GOT7」のメンバーであり、ドラマ「花様年華〜君といた季節〜」「ユミの細胞たち」で“韓国中が恋に落ちた”とも言われるほどの人気を獲得、“初恋記憶操作男子”の異名をもつパク・ジニョンが一人二役の難役に挑み、その演技力を絶賛された話題作『クリスマス・キャロル(原題)』が、邦題を『聖なる復讐者』として5月12日より公開されることが決定した。
凍てつくようなクリスマスの朝、屋上の貯水槽で無残な死体で発見された双子の弟ウォル(パク・ジニョン)。逃げた両親の借金返済と祖母を養うために立ち退かせ屋で稼ぐ荒っぽい兄のイル(パク・ジニョン)とは真逆で、優しい笑顔を絶やさず、知的障がいのあった弟を殺したのは誰なのか?殺害された夜のバイト先のコンビニの監視カメラには、不良グループに絡まれるウォルの姿が残されていた。事件の真相を探るため、そして、弟を殺した犯人への復讐のため、イルは不良グループのメンバーを追って自ら少年院に入る。少年たちのいじめや暴力、横暴な指導教官たちによる虐待が横行する地獄のような少年院で、イルは壮絶な闘いに挑むが、そこには哀しく残酷な真実が待ち受けていた。
双子の兄弟イルとウォルの一人二役を演じるのは、韓国アイドルグループGOT7のメンバーであり、近年は俳優としての活躍が目覚ましいパク・ジニョン。ドラマ「花様年華~君といた季節~」(2020)で青春時代を演じたジェヒョン役が大きな話題を呼び韓国中が恋に落ちたと“初恋記憶操作男子”の称号を得、続くドラマ「ユミの細胞たち 2」(2022)でキム・ゴウンの相手役ユ・バビに抜擢され、“ユバビシンドローム”を巻き起こした。本作では、天使のように愛らしい笑顔を絶やさない双子の弟ウォルと、ウォルを殺した犯人への憎悪を募らせた兄イルという、まったくキャラクターの異なる二役に挑み、激しい暴力シーンにも果敢に挑むなど体当たりの熱演を披露した。監督はパク・チャヌクなどの助監督を務めた後、クォン・サンウとユ・ジテ共演の監督デビュー作『美しき野獣』(2006)で一躍その名を轟かせ、西島秀俊主演『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(2013)で日韓合作も成功させたキム・ソンス。サスペンス映画の名手のもと、若手筆頭として注目を浴びるパク・ジニョンが新境地に挑み、迫真の暴力と驚きの展開に震撼する、韓国ノワールの新たな傑作が誕生した。
『聖なる復讐者』
2023年5月12日(金)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開
監督・脚本:キム・ソンス
原作:チュ・ウォンギュ「CHRISTMAS CAROL」
出演:パク・ジニョン(GOT7) キム・ヨンミン キム・ドンフィ ソン・ゴニ ホ・ドンウォン
配給:アット エンタテインメント
©2022 FINECUT Co., Ltd. & BLUE PLAN’IT Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED