長尾謙杜(なにわ男子)が青年期の岸辺露伴役に!『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』追加キャスト

荒木飛呂彦原作の人気コミックを高橋一生主演で映画化する『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、5月26日より公開される。このほど、本作の物語に欠かせない重要キャラクターとして、木村文乃、長尾謙杜、安藤政信、美波の出演が決定し、それぞれの役柄に扮したビジュアルがお披露目となった。

「この世で最も黒く、邪悪な絵」。その謎を追い、特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴はフランス・ルーヴル美術館を訪れる。そこには数々の恐ろしい出来事が待ち受けていた…。観る者を深淵なる世界へと誘う極上サスペンス。

青年期の露伴が出会う謎の多い黒髪の女性、奈々瀬役には、「PICU 小児集中治療室」(22・CX)で自身初の月9ヒロインを演じ、ドラマ&映画の人気シリーズ「七人の秘書」(EX)や国際的にも高い評価を受けた主演作『LOVE LIFE』(22)など、映画にドラマに話題作へ途切れることなく出演する女優・木村文乃。昨年には公式Youtubeチャンネルも開設し、活躍のフィールドをますます拡げている木村は「原作がありそして国内外に熱烈なファンの方々がいる物語なのでプレッシャーも大きかったですが、そんな最高のスタッフキャストの皆さんに支えて頂き、お芝居の方法も役柄も世界観も、これまでの経験とは全く違うアプローチの挑戦が叶ったように思います」と語り、本作のカギを握る“この世で最も邪悪な「黒い絵」”の噂を知り、若き露伴が淡い気持ちを抱くミステリアスな女性を艶やかさと儚さたっぷりに好演している。

そして、漫画家デビューしたばかりの若き日の露伴を演じるのは、2021年に「なにわ男子」としてデビューし瞬く間にスターダムを駆け上っている、人気急上昇中の長尾謙杜。新鋭トップアイドルとしての大活躍はもちろんのこと、俳優としても着々と目覚ましいキャリアを歩みだし、ドラマ「パパとムスメの7日間」(22・TBS)や、Amazonオリジナル映画『HOMESTAY』(22)で主演を務めるなど、グループとしても個人としても存在感を示している。そんな長尾は、「原作に登場する露伴先生の過去の一コマ一コマを頼りにたくさん想像して監督の渡辺さんともお話ししながら作っていきました」とコメント。露伴の知られざるルーツが明らかにされる本作で、デビュー間もない漫画家としての葛藤や、奈々瀬との忘れられない出会い、若き露伴の繊細な一面を丁寧に演じきる。

そして映画オリジナルのキャラクターとして本作を盛り上げるのが、ルーヴル美術館のコレクションの調査員であり東洋美術の専門家の辰巳隆之介役を演じる安藤政信。長年、映画・ドラマをはじめ様々な話題作に出演し第一線で活躍、最近も『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(21)や放送中のドラマ「ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇」(22・CX)といった注目作を筆頭に、徹底した役作りをもとにキレのある確かな演技力で映画ファンを魅了し続けている。紳士的でありながら、どこか怪しげな雰囲気を漂わせる辰巳を演じる安藤は「人気シリーズ企画の岸辺露伴作品に参加が出来てとても嬉しく思います(中略)必ず皆さんに最高の状態で作品を届けられると確信しています」とコメントを寄せる。さらに、ルーヴル美術館の職員として、日本から来た露伴と京香を館内へ案内するエマ・野口役には、フランス人と日本人の両親を持ち、唯一無二のキャリアを進む女優の美波。フランスの名女優ジュリエット・ビノシュを主演に迎えた日仏合作映画『Vision』(18)や、ジョニー・デップ主演映画『MINAMATA-ミナマタ-』(20)など国際色豊かな活躍を見せる美波が、劇中で流暢なフランス語を披露、フランス・パリが舞台の本作に更なる深みを持たせ、露伴らとともにルーヴルに眠る秘密に対峙することとなる悲しい過去を抱えたエマをナチュラルな魅力とともに体現した。美波は「未だに信じられない。衣装も、セットも、正に露伴ワールド。高橋さん、飯豊さん、渡辺監督、そして現場スタッフさんたちの信頼関係の築き上げを肌で感じ、幸せな撮影日々を過ごした。本当に楽しかった。漫画とは一味違う、美しく、妖しいお話が、皆さんの眼に届く日を心待ちにしています」と語り、一読者として楽しんできた岸辺露伴の世界に参加する喜びを表現している。

▼キャスト コメント

■木村文乃(奈々瀬役)
「岸辺露伴」チームには初めての参加になりますが、これまでシリーズを作り上げてきた皆さんのチームワークにはとても余裕があって、ひとつひとつのシーンを総合芸術として作り上げる!という熱い思いがとても伝わる現場でした。原作がありそして国内外に熱烈なファンの方々がいる物語なのでプレッシャーも大きかったですが、そんな最高のスタッフキャストの皆さんに支えて頂き、お芝居の方法も役柄も世界観も、これまでの経験とは全く違うアプローチの挑戦が叶ったように思います。そして、自分が出演した以外の撮影もどのようにされていたのか、完成を心待ちにされている方々と同じ気持ちで映画を観ることを、楽しみにしています!

■長尾謙杜(青年期の岸辺露伴役)
お話を頂いた時は驚きが大きかったです。原作はもちろん高橋一生さんが演じるドラマ版も視聴者として楽しませて頂いてましたのでこの世界に自分が入ることができ、とても嬉しく思います。原作に登場する露伴先生の過去の一コマ一コマを頼りにたくさん想像して監督の渡辺さんともお話ししながら作っていきました。素敵なスタッフの皆様にもたくさん支えていただき楽しく撮影させていただきました。最後に、シンプルに言います。是非劇場に足を運んでください!この素晴らしい世界を楽しんでいただけたらと思います。

■安藤政信(辰巳隆之介役)
人気シリーズ企画の岸辺露伴作品に参加が出来てとても嬉しく思います。Parisでの撮影が楽しみでしかたありません。必ず皆さんに最高の状態で作品を届けられると確信しています。岸辺世界の僕を楽しみに待っていて下さい。

■美波(エマ・野口役)
子供の頃、兄の漫画を盗み読みしては一人で怖がっていた、荒木飛呂彦氏の世界。イメージが夢に出てきては、飛び起きていた。時が経ち、近所の本屋さんで見つけた「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」。恐る恐る手に取り、ページをめくった。摩訶不思議な物語に吸い込まれ、虜となった。細部までが芸術的に感じられ、自分が大人になった事を確認できた瞬間でもあった。今、私はこの物語の一人を演じている。未だに信じられない。衣装も、セットも、正に露伴ワールド。高橋さん、飯豊さん、渡辺監督、そして現場スタッフさんたちの信頼関係の築き上げを肌で感じ、幸せな撮影日々を過ごした。本当に楽しかった。漫画とは一味違う、美しく、妖しいお話が、皆さんの眼に届く日を心待ちにしています。

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
2023年5月26日(金)より全国公開
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
出演:高橋一生 飯豊まりえ 木村文乃 長尾謙杜 安藤政信 美波
配給:アスミック・エース

【ストーリー】「この世で最も黒く、邪悪な絵」。その謎を追い、特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴はフランス・ルーヴル美術館を訪れる。そこには数々の恐ろしい出来事が待ち受けていた…。観る者を深淵なる世界へと誘う極上サスペンス。

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