伊東蒼「自分の悩みや弱さを見せてもいい」紀里谷和明監督作『世界の終わりから』今春公開

『CASSHERN』(2004)の紀里谷和明監督が、主演に注目の若手女優・伊東蒼を迎えて贈る最新作『世界の終わりから』が、2023年春より公開されることが決定。併せてティザービジュアルがお披露目となり、主演の伊東蒼よりコメントが寄せられた。

『CASSHERN』(2004)で監督デビュー以降、『GOEMON』(2009)、クライブ・オーウェン、モーガン・フリーマン共演のハリウッド映画『ラスト・ナイツ』(2015)などを手掛けてきた紀里谷和明監督。自身の想いを全て注ぎ込み、最後の作品として長編作品に選んだのは、世界を救うため奔走する一人の女子高生の物語。これまでの男性主人公作品とは異なり、不安な未来を必死に生きようとする女子高生が主人公の作品になっている。

主人公のハナを演じるのは、NHKドラマ「おかえりモネ」や映画『空白』、『さがす』など出演作の多くが支持を集める伊東蒼。『さがす』で共演した佐藤二朗から「感性と技術を持った怪物」と評され、昨年、第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、ますます活躍が期待されている中での出演に「この作品をみてくださった方が自分の悩みや弱さを見せてもいいんだ、自分を大事に思ってくれている人がいるんだ、ひとりぼっちな人なんていないんだ、と思っていただける作品になっていると思います」と意気込みを語っている。

■伊東蒼(志門ハナ役)コメント
志門ハナ役の伊東蒼です。大切な人を守ることの難しさ、自分の弱さを受け入れて誰かを頼ることの大切さ、自分が1人じゃないと気づけた時の心強さを、撮影中毎日感じる作品でした。この作品をみてくださった方が自分の悩みや弱さを見せてもいいんだ、自分を大事に思ってくれている人がいるんだ、ひとりぼっちな人なんていないんだ、と思っていただける作品になっていると思います。楽しみにしていてください!

『世界の終わりから』
2023年春全国公開
監督・脚本:紀里谷和明
出演:伊東蒼

【ストーリー】 高校生のハナ(伊東蒼)は、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。ある日突然訪れた政府の特別機関と名乗る男から自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。心当たりがなく混乱するハナだったが、その夜奇妙な夢を見る…。

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