磯村勇斗「もう…頑張るしかないですよね(笑)」目指すは大俳優!憧れの監督から絶賛され動揺!?

本年度のアカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出され、カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞した、パク・チャヌク監督最新作『別れる決心』が、2023年2月17日に公開されることが決定した。このほど、12月26日にTOHOシネマズ 日比谷にてジャパンプレミアが開催され、監督のパク・チャヌクと、特別ゲストとして磯村勇斗が登壇した。

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BTSのメンバーRMが複数回鑑賞するほどハマったと自身のSNSで報告するなど、社会現象といえるブームを巻き起こしている本作。RMが「なんで試写に呼んでくれなかった?」とSNSに書き込んだことについて、パク監督は「試写会にお招きしたんですが、手違いがあって伝わらなかった」と説明。「実際にRMさんが自分でお金を出して何回も観てくれたそうで、すごくありがたい。また会うときにお礼を言いたい」と語った。

監督の大ファンであるという磯村は、「監督とお会いできて、今まで感じたことない緊張感と嬉しさで胸がいっぱい」と少し緊張した様子。パク監督作品との出会いについて聞かれると、「10代の時、まだ俳優を志して間もない時に、『オールド・ボーイ』を観て、“俺はこういう映画に出られる俳優になりたいんだ”って思ったくらい衝撃を受けた」そうで、「それを手がけた監督とお会いできているのは、夢のような時間」と舞い上がっている様子だった。

パク監督は、磯村について「磯村さんが出演された『PLAN 75』が、カンヌ国際映画祭でとても重要な賞(カメラドール 特別表彰)をとられたということで、おめでとうございます。あの賞をとられた監督、そして俳優は、いずれは大賞をとるということになっていると思いますので、今日、磯村さんにこの場でお会いできて本当に良かった。後々、大俳優になって、なかなかご挨拶できないようになってしまうんではないかと思って、今日この場で会えて本当に良かったと思います」と笑顔でコメント。これに磯村は「もう…頑張るしかないですよね(笑)」と、監督の言葉に動揺しながらも、嬉しそうな表情を浮かべていた。

『別れる決心』
2023年2月17日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:パク・チャヌク
脚本:チョン・ソギョン パク・チャヌク
出演:パク・ヘイル タン・ウェイ イ・ジョンヒョン コ・ギョンピョ
配給:ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】 男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュン(パク・ヘイル)と、被害者の妻ソレ(タン・ウェイ)は捜査中に出会った。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしか刑事ヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたへジュンに特別な想いを抱き始める。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに思えた。しかし、それは相手への想いと疑惑が渦巻く“愛の迷路”のはじまりだった…。

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