第79回ヴェネチア国際映画祭で監督賞、新人俳優賞のW受賞に輝いた、主演ティモシー・シャラメ、ルカ・グァダニーノ監督最新作『ボーンズ アンド オール』が、2023年より公開されることが決定した。
生まれつき人を喰べてしまう衝動を持ったリーとマレン。同じ秘密を分かち合う2人の逃避行の先に待つ世界とは…。
17歳と24歳の青年の生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描きアカデミー賞脚色賞に輝いた名作『君の名前で僕を呼んで』(2017)以来となるティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ本作は、ヴェネチア国際映画祭で初披露されるやその衝撃の描写に「誰も見たことがない純愛ホラーの誕生」(The Hollywood Reporter)や「贅沢でとんでもない映画」(THE GUARDIAN)と絶賛と驚愕のレビューが続出した禁断の純愛ホラー。社会の片隅で生きる二人の男女が抱える秘密。それは生きるため本能的に人を喰べてしまうこと。その「謎」を解くための二人の逃避行が、そして予想だにしない純愛のゆくえが、世界中で賛否を生んだ問題作となっている。
人を喰べる衝動を抑えられないリーを演じるティモシー・シャラメは、『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー賞主演男優賞に若干21歳でノミネートされ、一躍トップ俳優へ上り詰め、2023年も本作以外に『Wonka』、『DUNE:Part Two』(原題)など、超大作への出演が続く“ハリウッドで最も人気のある”若手俳優。そのファッションセンスや言動からZ世代スタイルアイコンとしても注目を集め、本作ではプロデューサーデビューも果たしています。18歳でリーと運命的な出会いを果たしたマレンを演じるのは『WAVES/ウェイブス』で注目されたテイラー・ラッセルが大抜擢され、存在感溢れる演技でヴェネチア国際映画際の新人俳優賞を受賞。また、クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』やスティーブン・スピルバーグ作品の常連であるアカデミー賞俳優マーク・ライランスが物語の鍵を握る人物を怪演している。
今年3月に『ドライブ・マイ・カー』の国際映画賞の受賞で注目されたアカデミー賞の前哨戦ともいえるインディペンデント・スピリット賞でも、作品賞、主演俳優賞(テイラー・ラッセル)、助演俳優賞(マーク・ライランス)の計3部門のノミネートが先日発表され、早くも今後の映画祭レースでの受賞にも期待が高まっている。全米では、11月23日に拡大公開され、「人喰いの若者たちを見事に演出した傑作!」「ティモシーとテイラーは今年のベストコンビ!」といった声の一方で「胃腸の弱い人はノックアウトされるが、受け入れた先に特別な映画の魅力に気づく」「不安な気持ちにさせると同時に、心が震えるような作品だ」と類を見ない禁断のストーリーやテーマに、困惑と称賛の声が入り混じる本作ならではの声も溢れており、世界中で話題になっている中、遂に日本での公開とタイトルの発表となった。
『ボーンズ アンド オール』
2023年より公開
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ テイラー・ラッセル マーク・ライランス
配給:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
映倫区分:R18+
【ストーリー】 生まれつき、人を喰べてしまう衝動をもった18歳のマレンは初めて、同じ秘密を抱えるリーという若者と出会う。人を喰べることに葛藤を抱えるマレンとリーは次第に惹かれ合うが、同族は喰わないと語る謎の男の存在が、二人を危険な逃避行へと加速させていく。
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