戸田恵梨香「30過ぎて実家に帰っても、今でも門限18時半」親の過保護を告白!

数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえの累計発行部数110万部を超えるミステリー小説を、名匠・廣木隆一監督が戸田恵梨香&永野芽郁を迎えて映画化する『母性』が、11月23日より公開される。このほど、11月15日に中村中学校・高等学校にて公開直前イベントが行われ、キャストの戸田恵梨香、永野芽郁が登壇した。

学生から母親の好きなところについて聞かれた戸田は、「子供たちにすべての時間を使ってくれた。一生懸命、私達と向き合ってくれていた姿を、大人になって考えてみると、大きな愛情をもらっていたことに気づけた」ことを告白。「恵まれた環境に育って、幸せに思いました」と母親に感謝している様子だった。

同じ質問に永野は、自身の母親について「小さいときに、なんでもやりたいことをやらせてくれた。私が楽しいと思うことを、一緒に面白がってくれる母だったので、親子ではあるけど愛情だけでつながっている関係性。母を人間として好き」と、母親への愛情を告白した。

学生から「過保護な親への対応」についてアドバイスを求められた戸田は、「ウチも過保護だったんです。30過ぎて実家に帰っても、今でも門限18時半」と衝撃の告白。「暗くなって出歩くことがなかったので、今でも夜一人で出歩くのが怖い」と打ち明け、「それも守られて生きていた証拠。過保護だったからこそ、今、理解できることもある。きっと自分に子供ができても、親から受けた過保護を受け取った状態で、自分も過保護になってしまうかもしれない」と、未来を想像しながら語っていた。

『母性』
2022年11月23日(水)より、全国ロードショー
監督:廣木隆一
エグゼクティブプロデューサー:関口大輔
原作:湊かなえ「母性」
出演:戸田恵梨香 永野芽郁 三浦誠己 中村ゆり 山下リオ 高畑淳子 大地真央
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも…。

©2022 映画「母性」製作委員会