斉藤由貴「食べるのも食べないのも、あなたたちの自由よ」家族円満の秘訣は“合わせ味噌汁”!?『最初の晩餐』特別映像

主演に染谷将太、共演に戸田恵梨香、窪塚洋介ら豪華実力派キャストを迎えて贈る家族の物語『最初の晩餐』が、11月1日より公開される。このほど、一家の過去と現代の記憶を繋ぐ思い出の味“合わせ味噌”のエピソードを収めた特別映像と新場面写真がお披露目となった。

本作は、父の遺言であった“目玉焼き”から始まる唯一無二の“通夜ぶるまい”を通じて、家族になる瞬間を過去と現在を織り交ぜながら丁寧に描いていく。

特別映像は、主人公・麟太郎(染谷将太)が通夜ぶるまいで出された味噌汁を吸いながら思い出した“味噌汁”のエピソード。朝食の準備が整い食卓を囲んだみんながご飯を食べ始めたところ、母・アキコ(斉藤由貴)が作った赤味噌の味噌汁に、「濁っとる。いつも白かったし、ママの味噌汁がよかった」と本音を漏らす美也子(森七菜)。それに対し、兄・シュン(楽駆)は「食べなきゃいいじゃん」と声をあげ、ムカッとなった美也子はその場を去る。そして翌日、朝食に出された白味噌の味噌汁に手をつけないシュン。ふたりのボイコットが何度か続いていたある朝、出された味噌汁は、白でも赤でもない“合わせ味噌の味噌汁”だった。「今日からはこれしか作らないと決めたから、食べるのも食べないのも、あなたたちの自由よ」と宣言するアキコ。二つの家族が暮らし始めて、初めての揉め事があった思い出で“合わせ味噌汁”がもたらした“家族になる瞬間”が収められている。

本編では、麟太郎が覚えているこのエピソードに対し、大人になった美也子(戸田恵梨香)が「実は…」と声をあげ、味噌汁をすすりながら“合わせ味噌汁”エピソードの真相が明らかに。場面写真では、“味噌汁”エピソードによって笑顔になっている5人家族の姿がうかがえる。

『最初の晩餐』
11月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督・脚本・編集:常盤司郎
出演:染谷将太 戸田恵梨香 窪塚洋介 斉藤由貴 永瀬正敏 森七菜 楽駆 牧純矢 外川燎 池田成志 菅原大吉 カトウシンスケ 玄理 山本浩司 小野塚勇人 奥野瑛太 諏訪太朗
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 カメラマン東麟太郎(染谷将太)は父・日登志(永瀬正敏)の葬儀のために故郷へ帰ってきた。姉の美也子(戸田恵梨香)と準備をする中、母・アキコ(斉藤由貴)が、通夜ぶるまいは自分で作ると言い出した。やがて運ばれてきたのは、目玉焼き。親戚たちがざわつく中、麟太郎は気がつく。「これ、親父が初めて作ってくれた、料理です」なつかしい手料理を食べるたび、思い出が麟太郎たちの脳裏によみがえってくる。20年前に父と母が再婚した日、連れ子の兄シュン(窪塚洋介)と5人で暮らした日々のこと…。止まっていた家族の時が今、ゆっくりと動き出す。

©2019『最初の晩餐』製作委員会