電気水道なし!都会の喧騒から離れた、“脱成長”な生き方を描く『雨の詩』11月公開

蔦哲一朗監督の最新作で、自給自足に挑む二人の男たちのスローライフを描いた“脱成長”映画『雨の詩』が、11月12日より公開されることが決定した。併せて予告編、メインビジュアル、場面写真がお披露目となった。

徳島県の池田高校野球部を甲子園3度の優勝に導いた名将故・蔦文也を祖父に持つ映画監督・蔦哲一朗。そんな彼の最新作『雨の詩』は「アースシップ」という自然エネルギーによって自給するオフグリッドハウス(公共のインフラを必要としない建物)に住み、電気水道なしの生活を送るジンとテラを主人公に、都会の喧騒から離れた、“脱成長”な生き方を描く。

雨、光、音の表現にこだわり、かつてタルコフスキーやタル・ベーラ、蔡明亮などが確立した「スローシネマ」のアップデートに挑んだ本作は、第33回マルセイユ国際映画祭に招待されるなど国際的に評価された。

白黒フィルムで映し出されるノスタルジックかつ四次元的な映像が、観るものを自然の暗闇へと導き“魔術的映画体験”へと誘う。

『雨の詩』
2023年11月12日(土)より、ポレポレ東中野にて公開
2023年11月26日(土)より、大阪シネ・ヌーヴォなど全国順次公開予定
監督:蔦哲一
出演:須森隆文 寺岡弘貴
製作・配給:ニコニコフィルム

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