ヨン・ウジン「僕が考えた話があります」イ・ジウン「小説を読む人の気が知れない」『夜明けの詩』予告編

韓国版『ジョゼと虎と魚たち』で知られるキム・ジョングァン監督が、ヨン・ウジン主演、イ・ジウン/IU共演で描くヒーリングストーリー『夜明けの詩』が11月25日に公開される。このほど、日本版予告編と場面写真がお披露目となった。

まだ冬が残るソウル。小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)は、7年ぶりにイギリスからソウルに帰国する。コーヒーショップで時間を失くした女(イ・ジウン/IU)と出会う場面から、ストーリーが紡がれていく。そして、想い出を燃やす編集者、希望を探す写真家、記憶を買うバーテンダーといった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続ける、4人との出会いを経て、チャンソク自らも心に閉ざしてきた記憶と向き合う。

日本版予告編では、主人公である小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)の「僕が考えた話があります」という語りからスタートする。セリフと共に登場するのは、時間を失くした女(イ・ジウン/IU)だ。地下鉄構内にある喫茶店の窓の外を、不思議そうに見つめた彼女は「小説を読む人の気が知れない。架空の世界を信じてる」とチャンソクに投げかける。「よく出来た作り話なら信じてしまう。聞きますか?」と物書きらしい回答に、二人の関係性がどの様に変化していくのか。本作の注目シーンが冒頭で映し出されている。美しいピアノの旋律と共に、「出会いと別れ、そして深く胸に刻まれた記憶」とフレーズが表示され、想い出を燃やす編集者(ユン・ヘリ)、希望を探す写真家(キム・サンホ)、記憶を買うバーテンダー(イ・ジュヨン)といった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続けている、登場人物たちとの掛け合いシーンも投影されていく。「影は光を強くする。」という本作の世界観を紐解いていくと共に、公衆電話で妻らしき人物と「僕も会いたい」と話す、悲し気な表情を浮かべるチャンソクも印象的だろう。彼が抱える心の軋みも気になると共に、純文学・ファンタジー小説の様な世界観を表現している。

場面写真では、ポスタービジュアルのメインカットとして採用されている、喫茶店でイ・ジウン/IUが、ヨン・ウジンの肩にもたれかかる写真、席を挟んで会話を楽しんでいるカット。また役者陣の登場シーンも切り取られており、韓国の名バイプレイヤーとして名を馳せるキム・サンホ(『ビューティー・インサイド』)はじめ、イ・ジュヨン(『サムジンカンパニー1995』)、ユン・ヘリ(『ジョゼと虎と魚たち』)ら演技派俳優の姿も確認できる。映し出される美しいソウルの情景も注目ポイントとなっている。

本作の主人公・チャンソクを演じる、“ロマンス職人”ヨン・ウジンは、8月11日(東京)・13日(大阪)でファンミーティングを行う。韓国公開時、観客に向けたメッセージでは「キム・ジョングァン監督と一緒に仕事をする瞬間は本当に感動しましたし、学びの多い撮影でした。素晴らしい俳優の方たちと共演して、みなさんの演技を目の前で見られるだけで非常に光栄でした。今の時代を生きる全ての人々に、心の癒しを与えられる映画だと紹介したいです」と語った。

なお8月11日(木・祝)より、全国の上映劇場(一部除く)・メイジャーオンラインにて、全国共通特別鑑賞券(税込み1,500円)の発売も決定した。購入特典としてオリジナルポストカード3枚セットが付き、図柄にはヨン・ウジン、イ・ジウン/IUが全面に映るデザインが採用されている。詳細は本作公式HP・Twitterで発表される。

『夜明けの詩』
2022年11月25日(金)より、シネマート新宿、渋谷WHITE CINE QUINTO、池袋HUMAXシネマズ、kino cinēma立川高島屋S.C.館ほか全国ロードショー
監督:キム・ジョングァン
出演:ヨン・ウジン イ・ジウン(IU) キム・サンホ イ・ジュヨン ユン・ヘリ 
配給:シンカ

【ストーリー】 まだ冬が残るソウル。小説家のチャンソクは、イギリスから7年ぶりに帰ってくる。時間を失くした女、想い出を燃やす編集者、希望を探す写真家、記憶を買うバーテンダー。心に深い葛藤を抱えながらも、人生を歩み続ける4人との出会いを経て、チャンソク自らも、心に閉ざしてきた記憶と向き合う時がきた。

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