「家なし、金なし、仕事なし」ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”!『ドライビング・バニー』9月公開

『ジョジョ・ラビット』(20) 、『オールド』(21)、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21)『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)など話題作に立て続けに出演しているトーマシン・マッケンジーの最新作『The Justice of Bunny King』が、邦題を『ドライビング・バニー』として9月30日より公開されることが決定した。併せて、メインビジュアルと場面写真がお披露目となった。

離れて暮らす幼い娘のために、誕生日パーティを開いてあげたい。そんな小さな願いを取り上げられた40歳のバニー(エシー・デイヴィス)。愛情豊かに子どもたちを育て、複雑な家庭事情に苦しむ姪のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)にも救いの手を差し伸べる。人生どん底状態でも情とウィットを忘れない彼女が、なぜ家庭支援局で立てこもり事件を起こしてしまったのか? これはセンセーショナルでエモーショナルな、母の宣戦布告。

経済的弱者が普通の家庭生活を送りたいと願うのは、高望みなのか。絶望という言葉すらよぎる厳しいドラマを、ユーモアと茶目っ気たっぷりのロードムービーに転換したのは、主人公バニーを演じたエシー・デイヴィス。『ベイビーティース 』(19)や、夫であるジャスティン・カーゼル監督作品『ニトラム』(22)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派女優。ハリウッドでも活躍する『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)などで今注目のトーマシン・マッケンジーが、バニーの姪トーニャを演じる。第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞ほか世界で賞賛され、米批評サイトのロッテントマトで100%を獲得した話題作がついに公開される。

『ドライビング・バニー』
2022年9月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開
監督:ゲイソン・サヴァット
出演:エシー・デイヴィス トーマシン・マッケンジー
配給:アルバトロス・フィルム

【ストーリー】 ある事情から、妹夫婦の家に居候中のバニー。娘とは監視付きの面会交流しかできない。それでも、明るい笑顔と気の利いたトークで車の窓拭きをして必死に働いている。夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させること。そんなある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャに言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまう。「家なし、金なし、仕事なし」運の尽きたバニーは、救い出したトーニャと共に、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走る。

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