「こんなオヤジを一体誰がキャスティングしたのか?」高橋克実、映画初主演!『向田理髪店』予告編&ポスタービジュアル

長年の俳優生活において映画初主演を飾る高橋克実を迎え、「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「オリンピックの身代金」「純平、考え直せ」などを送り出し、直木賞など数々の文学賞を受賞するベストセラー作家・奥田英朗の小説を原作とした『向田理髪店』が、10月7日より福岡+熊本で先行公開、10月14日より新宿ピカデリーほかでの全国公開される。このほど、劇場予告編とポスタービジュアル、場面写真がお披露目となり、出演者よりコメントが寄せられた。

本作は、寂れた元炭鉱町「筑沢町」にある理髪店の親子の葛藤を軸に、過疎化、少子高齢化、介護、結婚難など、どこの地方も抱える深刻な問題に直面しながらも懸命に生きる人々の姿を通して、現在の日本で忘れられてしまった家族の絆、人とのつながりの大切さを観る人に思い出させてくれる心温まる物語。

予告編は、福岡県大牟田市をメインとした撮影場所に残る日本の原風景の中で、全編福岡弁で繰り広げられるヒューマンドラマが映し出される。

ポスタービジュアルは、「向田理髪店」の前で向田家の面々のスナップショットをメインに、ほっこりしたテイストに仕上がっている。

■高橋克実(向田康彦役)コメント
60過ぎて、まさかの映画初主演!自分でも驚きました。こんなオヤジを一体誰がキャスティングしたのか?と。監督の名前を聞いて更に驚きました!森岡監督とは20代の頃、同じ劇団で一緒に芝居をしていた間柄で、一緒に仕事をするのは30数年ぶり。久しぶりに会ったら、あちらも立派なオヤジでした(笑)。奥田英朗さんの原作を、オール大牟田ロケで描いたハートフルな作品です。楽しい現場で、最高の共演陣と一緒に頑張りました。私の奥さん役は、なんと富田靖子ちゃん!息子役が白洲迅くん!同級生に近藤芳正くん、板尾創路さん!そして、大先輩の根岸季衣さん!これはもう、出るしかないでしょう!そして、観るしかないでしょう!皆さん、是非お楽しみに!

■富田靖子(向田恭子役)コメント
陽だまりのようなピアノの旋律と息子と大牟田の風景で始まる「向田理髪店」世界遺産の三池炭鉱で撮影させてもらったり、刺激的でした。小さな町の小さな物語。ゆっくり、のんびり、泣いて笑っていただけたらと思います。

■白洲迅(向田和昌役)コメント
この作品のお話しをいただいて、お父さんが高橋克実さん、お母さんが富田靖子さんだと聞き、すぐに「やりたい!」とお返事させていただいたのが昨年。こうして公開を迎えられるのがとても嬉しいです。大牟田市全面協力の元、キャスト・スタッフ全員で、真心込めてつくった映画です。変わりゆく故郷を舞台に、人との繋がり、家族という存在の大切さを、演じながら改めて考えさせられ、感じることができた作品です。心温かく、観ていただけたら嬉しいです。

■HKT48 矢吹奈子(大原零役)コメント
大原零役、HKT48矢吹奈子です。零は国民的アイドルということで、作品内の映画『赤い海』では“アイドルらしさを少し残しつつ”を意識して撮影に挑みました。生まれた場所を愛する人たちの優しさが伝わってきたり、家族の絆、人とのつながりの大切さを改めて思い出させてくれる、そんな心温まる作品となってます。ぜひ劇場でご覧ください!

■筧美和子(三橋早苗役)コメント
私が演じるさなえは街の皆さんのマドンナ的存在なので大人の落ち着きとチャーミングさが出たらいいなと思い演じました。福岡県大牟田市で行われた撮影はとにかく地元の皆さんが温かく迎えてくださって皆さんの全面協力のなか、その温かさや空気を肌で感じながら撮影に挑めたのがすごく新鮮で素晴らしい体験でした。時代が変わりゆく中で懸命に生きる人々の素直な姿が描かれたこの映画がとても好きです。参加できたことを嬉しく思います。

『向田理髪店』
2022年10月7日より、福岡+熊本で先行公開
2022年10月14日より、新宿ピカデリーほかで全国公開

脚本・監督:森岡利行
出演:高橋克実 白洲迅 板尾創路 近藤芳正 芦川誠 田中俊介 坪内守 鈴木大輝 永田崇人 重松隆志 運上弘菜 カイラ ショウきん 佐藤順一 中尾新吾 前田みどり 林田麻里 まこパーティー 矢吹奈子 本宮泰風 筧美和子 根岸季衣 富田靖子
配給:キャンター  

【作品概要】 
寂れた元炭鉱町「筑沢町」にある理髪店の親子の葛藤を軸に、過疎化、少子高齢化、介護、結婚難など、どこの地方も抱える深刻な問題に直面しながらも懸命に生きる人々の姿を通して、現在の日本で忘れられてしまった家族の絆、人とのつながりの大切さを観る人に思い出させてくれる心温まる物語。

©「向田理髪店」製作委員会