『ぼくのエリ 200歳の少女』『裏切りのサーカス』の名匠トーマス・アルフレッドソン監督による痛快クライムコメディ『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』が、9月2日より公開される。このほど、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。
とぼけた愉快な窃盗集団の大胆不敵な一大プロジェクトを痛快に描いた本作。予告編では、主人公シッカンが刑務所を出所し、仲間たちに温かく迎え入れられ、彼らに「史上最高の計画を立てた」と発表をする。ターゲットは何億円もの価値があるフィンランド王国時代の王冠。シッカンはこの財宝を奪い、最も評価をする人物に売却する計画を立てていた。早速、行動を開始したシッカンたちは、国中で最も安全な場所と呼ばれる王冠の隠し場所を見つけるが、途中で侵入したことがバレてしまう。果たしてこの大ピンチの状況の中、彼の計画は無事に成功するのだろうか?
ポスタービジュアルは、ヘンリック・ドーシンが演じるシッカンを中心に、怪盗集団の仲間たちが高層ビルからの脱出を試みるデザイン。少し間抜けな彼らが織り成すドタバタ劇が、まさかの奇跡を起こすことを期待させるビジュアルだ。
場面写真は、お宝のターゲットである王冠を巡り、シッカンと仲間たちが互いに協力しながら、奮闘している様子が伝わってくる。
『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』
2022年9月2日(金)より、kino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国順次公開
監督:トーマス・アルフレッドソン
脚本:トーマス・アルフレッドソン ヘンリック・ドーシン
出演:ヘンリック・ドーシン ヘダ・スターンステット ダーヴィド・スンディン アンダース・ヨハンソン
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 チャールズ・イングヴァル・イェンソン、通称シッカン(ヘンリック・ドーシン)は、スウェーデン髄一の凄腕金庫破り。だが、とある現場で失敗し刑務所に服役する。出所後に次の獲物の準備を企んでいたシッカンだが、仲間たちは犯罪から足を洗うと言い出し、次のお宝「フィンランドの王冠」はシッカン1人で遂行することになってしまう。一方、その王冠にまつわる伝説の石の行方を追って、フィンランドの運命を左右する野望が動き始めていた。舞台はスウェーデン伝統の夏至祭りの前日、白夜のストックホルム。フィンランド大統領、王座を夢見る男、暗躍する大企業の重役、謎の大富豪。様々な思惑が絡む中、シッカンは去って行った仲間たちを連れ戻し、目的のお宝を入手する事はできるのだろうか?
© FLX FEATURE AB. ALL RIGHTS RESERVED