塚本高史主演、吉田由一監督で、自称“探偵”のフリーター&仲間たちが、愛車カマロを乗りこなし国際犯罪組織に立ち向かう姿を描くアクション・コメディ映画『京都カマロ探偵』が、6月17日に公開されることが決定した。
自称“探偵”の釜田麻呂(塚本高史)は、愛車カマロだけが自慢のフリーター。うだつのあがらない日々を過ごす彼に、お気に入りのキャバ嬢から「失踪したパパを探して!」という依頼が届く。はじめての探偵らしい依頼に、釜田は自称格闘家や天才ハッカーの仲間に支えられながら核心に迫ろうとするも、そこにはとんでもない展開が待ち受けていた…。
主演は、「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」「俺の家の話」など、宮藤官九郎作品常連の塚本高史。お調子者だが、人たらし、愛車のカマロを乗り回す愛すべきの自称“探偵”の釜田役で探偵映画に初挑戦する。釜田を支える仲間には、バディ役で『ヤクザと家族 The Family』『大阪闇金』の朝井大智、天才ハッカー役に山崎裕太、密かに恋心を抱くホステス嬢に『欲動』の三津谷葉子。ほかに、ヤクザの異母兄弟役に木村祐一、LGBTの焼肉屋店主役にコロッケ、裏組織の実行部隊リーダー役に神尾佑、世界的SNS JOINのCEO役に本宮泰風など、バラエティ豊かなベテラン豪華キャストたちが脇を固める。
監督は、俳優、アーティスト、格闘家としてもマルチに活躍する吉田由一。京都を愛し、知り尽くした監督が原案・脚本、出演、さらにはボーカル・ギターを担当するロックバンド・エレクトリックドラゴンの特別編成で本作に参加。塚本はじめキャストと一緒にエンディングテーマを披露する。劇中では、シボレーカマロZ28コンバーチブルのほか、プリムスバラクーダ、ランボルギーニ、 ポルシェ、ロールスロイスなど、車好きにはたまらないエキゾティックカーが登場し、京都を駆け抜けるカーレースを繰り広げる。
■塚本高史(釜田麻呂役) コメント
探偵はバレちゃいけないイメージだったけど、今回は悪を暴く要素が強いので潜入捜査官な感じがして面白かったです!初めはなんちゃって探偵をやっていたり、ふざけているシーンが多かったので真面目なシーンとのメリハリは気をつけて演じました。車もたくさん出てきますし、仲間兄弟愛にも注目して、やっぱり京都でしか撮れない景色や京都の良さをみてください!
■吉田由一(監督・原案・脚本・出演) コメント
子供の頃に、松田優作さんの探偵物語を観て探偵に憧れ、ヤンチャな先輩ら乗り回すアメ車を羨望の眼差しで眺め、KISS初来日公演に触れてROCKに衝撃を受けました。それらを題材にして作ったのがこの「京都カマロ探偵」です。いい歳して定職に就かず、自由を愛し、一流探偵になる夢を抱きながら毎日を過ごす主人公の姿は、自分自身の投影だったかもしれません。それに相反して、敵役である劉は、地位も名誉も財力もある立派な実業家ですが、裏では犯罪組織のボスです。彼は善悪の意識よりも優秀な人間こそが社会をコントロールしなければならないという考えがあり、このストーリーの先には、どちらが人にとって良いのだろうか?が見え隠れする構想があります。何はともあれ、たくさんの方に観て頂き、楽しんでもらえれば幸いです。そして、皆さんのラブコールで続編ができれば、もっともっと面白い作品になることをお約束します。
『京都カマロ探偵』
2022年6月17日(金) 池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
監督:吉田由一
脚本:宮崎健 吉田由一
出演:塚本高史 木村祐一 コロッケ 本宮泰風 山崎裕太 朝井大智 神尾佑 藤重政孝 宮本大誠 三津谷葉子 島津健太郎 入江毅 入江ケースケ 星野くるみ 亀田史郎 國本鍾健 吉田由一
配給:マグネタイズ
【ストーリー】 自称探偵としてどんな依頼も請け負う釜田麻呂(塚本高史)は、愛車のカマロだけが自慢のフリーターとしてうだつが上がらない日々を過ごしていた。そんなある日、お気に入りのキャバ嬢から「失踪したパパを一緒に探してほしい!」との依頼が届く。その場のノリで請け負ったものの、パパはなんと超一流IT企業の役員兼開発責任者の眞鍋(本宮泰風)で、自社の不正を告発しようと動いていたところにヤクザに捕まっていた。初めての探偵らしい依頼に釜田の仲間である格闘家の幻之介(朝井大智)と天才ハッカー健太(山崎裕太)も張り切っていたが、事件の核心に迫るうちにとんでもない展開が待ち受けていて…。果たして釜田たちは無事に眞鍋を救い出しミッションクリア出来るのか!?
©『京都カマロ探偵』製作委員会