アンジー「繊細に作られた感動的な映画」、鶴田真由「女性たちの強い意志が伝わってくる」著名人絶賛!『明日になれば』

アフガニスタン映画機構(Afghan Film)初の女性会長を務める新鋭サハラ・カリミの長編監督デビュー作にして、ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品されたアフガニスタン初のインディー映画『明日になれば〜アフガニスタン、女たちの決断〜』が、5月6日より公開される。このほど、特報映像と場面写真がお披露目となり、併せて、アンジェリーナ・ジョリー、鶴田真由、サヘル・ローズより本作を絶賛するコメントが寄せられた。

義父母の面倒を見ながら家事に追われる孤独な妊婦。7年間浮気し続けた夫と離婚を決意するも、妊娠が発覚した高学歴のニュースキャスター。妊娠したと同時に姿を消した恋人がいながら、いとこのプロポーズを受け入れた18歳の少女。本作は、年齢、生活環境、社会的背景が異なる3人のアフガニスタン女性が初めて直面する人生の試練をそれぞれ描いたオムニバス・ドラマ。

▼著名人 絶賛コメント

■アンジェリーナ・ジョリー
繊細に作られた感動的な映画で、現代のアフガニスタンの若い女性たちの生活を記録しています。この映画は、結婚、愛、友情、家族、母性を通したアフガン女性の優しさ、美しさ、精神を描いています。アフガニスタンで製作された映画はすべて、困難に立ち向った偉業です。

■鶴田真由
誰にも悟られないように、我慢強く、静かに、力いっぱい押す。そんな目には見えない女性たちの強い意志が映像を通して伝わってくる。

■サヘル・ローズ
アフガニスタンという国を、女性ならではの視点で観ることで、違った表情が生まれる。繊細な彼女たちの目に注目してほしい。目に宿る言葉、感情が切なく突き刺さる。 アフガニスタン国内で撮影できた奇跡、今はもう、こういう作品を撮ることは出来ないだろう。葛藤と母性に溢れた奇跡の一作です。遠くに感じてしまう彼女達が隣人となる瞬間を、アナタの心に刻んでほしい。

『明日になれば〜アフガニスタン、女たちの決断〜』
2022年5月6日(金)より、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督・脚本:サハラ・カリミ
脚本:サミ・ハシブ・ナビザダ
出演:アレズー・アリアプーア フェレシュタ・アフシャー ハシバ・エブラヒミ
配給:NEGA

【ストーリー】 アフガニスタンの首都カブール。妊婦のハヴァ(アレズー・アリアプーア)は認知症を患う義母の世話をしながら、家事に追われる日々を送っている。身重の彼女を気遣うことなく、用事を言いつける義父と、連日のごとく友人を自宅に招き入れる夫。そんな彼女の唯一の喜びは、お腹の中にいる子どもと話すことだけだった。一方、ニュースキャスターのミリアム(フェレシュタ・アフシャー)は結婚していた7年もの間、浮気三昧だった夫と離婚しようとしていたが、妊娠していることが発覚する。復縁を懇願する夫ファリードにうんざりしながらも、仕舞い込んでいたウエディングドレスを手にするミリアム。そして、結納の日を迎えたアイーシャ(ハシバ・エブラヒミ)には家族に言えない秘密があった。問題を解決するため、友人のマルジェに協力を仰ぐアイーシャだったが、そのためには多額のお金が必要だった。彼女たちが時同じくして向かった場所とは…。

©2019 Noori Pictures