浜辺美波「爆睡中~」眠る岸井ゆきのをビデオカメラで撮影!切ない表情の理由とは?『やがて海へと届く』本編映像

中川龍太郎監督が、彩瀬まるによる同名小説を岸井ゆきの主演、浜辺美波共演で映画化する『やがて海へと届く』が、4月1日より公開される。このほど、睡眠中の岸井演じる真奈を、浜辺演じるすみれがビデオカメラで撮影するシーンを収めた本編映像がお披露目となった。

本作は、突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を12年にわたり見つめる、喪失から再生へと向かう物語。

本編映像は、すみれ(浜辺美波)が、眠る真奈(岸井ゆきの)をビデオカメラで撮影するシーン。グリーンが散りばめられた爽やかな真奈の部屋、ベッドの上で熟睡する真奈を「爆睡中~」とビデオカメラで撮影するすみれ。はじめは頬をつついてみたり、手をつかんでみたりとちょっかいを出してみるが全く起きる様子が無い。そんな真奈を撮影しながら、切ない表情で見つめている…。その後、おもむろに真奈の洋服からコーディネートを選び着用し、「着たい服がなかったので真奈の服を借りていくね すみれ」と置き手紙を残し外出する。すみれは何を想いながら撮影し、真奈を見つめているのか。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」というポスタービジュアルのコピーにもあるように、すみれの中にある、真奈からは見えていない片面が気になり、そして真奈への暖かい気持ちや深い愛情も垣間見られるシーンである。

『やがて海へと届く』
2022年4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:中川龍太郎
原作:彩瀬まる「やがて海へと届く」
脚本:梅原英司
音楽:小瀬村晶
アニメーション挿入曲・エンディング曲:加藤久貴
出演:岸井ゆきの 浜辺美波 杉野遥亮 中崎敏 鶴田真由 中嶋朋子 新谷ゆづみ 光石研
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈(岸井ゆきの)は、自由奔放でミステリアスなすみれ(浜辺美波)と出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年、真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野(杉野遥亮)から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた…。真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう。

©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会