りりあ。「気持ちが行ったり来たりで大騒ぎでした」ヒロイン・ウタ役とエンディングテーマを担当!『バブル』本予告編&新ポスタービジュアル

アニメ「進撃の巨人」の荒木哲郎監督とWIT STUDIOの強力タッグで贈る超大型オリジナルアニメで、志尊淳が主人公の声を務める『バブル』が、2022年5月13日に劇場公開、NETFLIX版が2022年4月28日に全世界配信される。このほど、本作のヒロイン・ウタ役とエンディングテーマを、りりあ。が担当することが発表され、併せて本予告編と新ポスタービジュアルがお披露目となった。

本作の舞台は世界に降り注いだ泡(バブル)で、重力が壊れた東京。ライフラインが閉ざされた東京は家族を失った一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキは、無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまう。そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救う。そして、二人にだけ特別な音が聞こえる…。なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか。二人の出会いは、世界を変える真実へとつながっていく。

本作のヒロイン・ウタ役とエンディングテーマ(主題歌)には、りりあ。が大抜擢された。りりあ。は、Z世代から圧倒的な支持を集め、SNSでその歌声や表現力に絶賛の声が止まらない、今最も注目すべきアーティストの一人。2019年秋頃よりTikTok やYouTubeで顔出しなしで弾き語り投稿を始めると、そのエモーショナルな歌声と豊かな表現力が話題となり、幅広い年代からフォローと絶賛コメントが殺到。今では、SNSだけに留まらず、若者の心を掴んで離さないネクストブレイクアーティストとして、総SNSフォロワー数170万人を超えるほどの多くのファンの支持を集めている。

本作のオープニングテーマ(主題歌)は、大人気TVアニメ「呪術廻戦」の主題歌「廻廻奇譚」など、2019年デビューでありながら、爆発的な勢いでその人気が急上昇し、もはやトップアーティストの仲間入りを果たした、シンガーソングライター・Eve(イブ)による新たな書き下ろし楽曲「Bubble feat.Uta」。本作のオープニングテーマであるこの曲のアップテンポで疾走感あふれる曲調は、映画内で繰り広げられるバトルクールや、ヒビキとウタに待ち受ける壮大な運命を予感させる仕上がりになっている。

本予告編は、「ヒビキに会えたから、私は私になれた」というウタの台詞とともに、海に中の2人を描く神秘的なシーンから始まる。素性も分からぬまま、ヒビキたちと行動を共にすることになる、謎に包まれた存在のウタ。しかし彼女はそれまでヒビキにしか聞こえていなかった特別なハミングが聞こえ、「止めなきゃ」と何かを感じ取っている。中盤から流れるEveによるオープニング主題歌と、ラストのウタのどこか切ない歌声のギャップも相まって、エモさ満載の映像になっている。

新ポスタービジュアルは、無邪気な表情を見せるウタとヒビキが、東京の上空で電車やトラックの車両とともに浮かぶ、浮遊感満載の仕上がりになっている。

また、3月4日から販売が開始されるムビチケ前売り券購入者には、前売り特典としてオリジナルクリアファイルをプレゼント。「DEATH NOTE」などの小畑健描き下ろしのビジュアルなだけに、小畑ファンではなくとも是非とも手に入れたいアイテムだ。


▲劇場購入限定 A4サイズクリアファイル

■りりあ。(ヒロイン・ウタ役/エンディングテーマ担当)コメント
最初は主題歌のお話だと聞いていたのでやりたい!と即答しました。その後にヒロイン役のお話を聞いて私が声優?!無理!出来るわけない!という気持ちと楽しそう!やってみたい!の気持ちが行ったり来たりで大騒ぎでした。このような壮大な企画だと知ったのは、ヒロイン役も決まった後のことでした。初めて台本を読んだ時、ウタの気持ちとリンクしすぎて泣きまくりました。今でも思い出して泣けるくらいウタに感情移入できたので初めてのアフレコでしたがあの時はちゃんとウタが心の中にいた気がします。

■Eve(オープニングテーマ担当)コメント
「荒木哲郎×虚淵玄×小畑健×澤野弘之」自分の好きが集結したような空間に、歌でご一緒させて頂き感慨深い気持ちです。ピュアで優しくて、臨場感溢れるこの作品に今回書き下ろした「Bubble」という楽曲は今までみたことのないようなところにまで連れていってもらえたような気がします。壮大で美しい世界観と、目が離せないアクション、個性豊かなキャラクター達。熱量のあるこの作品に自分も関わることができて幸せです。是非劇場で体感してみて下さい。パルクールかっこいい!

■荒木哲郎(監督)コメント
Q:りりあ。さんに関して
EDテーマ曲担当の方としてご紹介を受けましたが、ご本人の話し声や柔らかいムードが心地よく、それはヒロインのウタというキャラクターに求めているものそのものでしたので、思わず声までお願いしてしまいました。聞いてもらえばわかりますが、どこかにいそうでどこにもいない、妖精のような存在感にハッとすると思います。そして何よりED曲が、映画の満足度を何十倍にも高めてくれています。ていうか聞けば誰もがそう思う話なんで、自分がわざわざ言うまでもない話なんで、とにかく早く聞いて頂きたいです!

Q:Eveさんに関して
もともとEveさんの「僕らまだアンダーグラウンド」のMVを本編映像の参考にさせて頂いており、(素晴らしい曲と映像です。必見!)かねてライブなども見せて頂いていたので、お仕事をお願いするなんて贅沢すぎる方ながら、いざ決まった時には何か「必然」と感じる部分すらありました。そもそもEveさんが表現するような世界こそが、今回自分が表現すべき目標としていたものだったからです。それはたぶん、世の中の重たさとか憂鬱を引き受けつつもすり抜けて、軽快にジャンプする感じだと思います。そんな疾走感あふれるOP曲を、映画の冒頭で皆さんにお聴きいただきます。聴いてしまったら、もう観るのをやめられませんよ!

■川村元気(プロデューサー)コメント
すごい歌い手がいるとの噂を聞いた。初めてTikTokのアプリをダウンロードして、そこで、りりあ。さんに出会った。自宅の部屋からアコギ一本で届けられる、素晴らしい声、音楽的感覚。まさに新時代のアーティストの登場を目撃した気がした。そのときふと、彼女が本作『バブル』のヒロイン・ウタと重なった。部屋の中からまだ出てきていない未知の存在、その無垢な声。彼女にエンディングソングを歌ってもらい、かつヒロインの声もやってもらったら面白いのではないかと思った。荒木哲郎監督も、その賭けに乗ってくれた。ウタというヒロインは、赤子のように主人公・ヒビキの前に現れ、そして次第に人間として様々な感情を得ていく。そのウタの成長過程をそのまま、りりあ。さんが体現してくれるのではないかと期待してお願いした。りりあ。さんは勇気を持って、受けてくれた。懸命にウタを演じてくれた。果たして映画は完成し、賭けは大きく成功したと確信している。ラストシーンの彼女の声は、観客の耳にいつまでも残るはずだ。

『バブル』
劇場版:2022年5月13日 全国公開
NETFLIX版:2022年4月28日 全世界配信
監督:荒木哲郎
脚本:虚淵玄
キャラクターデザイン原案:小畑健
音楽:澤野弘之
制作スタジオ:WIT STUDIO
声の出演:志尊淳 りりあ。 宮野真守 梶裕貴 畠中祐 千本木彩花 逢坂良太 井上麻里奈 三木眞一郎 広瀬アリス
配給:ワーナー・ブラザース映画

©2022「バブル」製作委員会