『オオカミは嘘をつく』のナヴォット・パプシャド監督がカレン・ギラン主演で贈る、悪を蹴散らすシスター・ハードボイルド・アクション『ガンパウダー・ミルクシェイク』が、3月18日より公開される。このほど、本作の予告編と新場面写真がお披露目となった。
ネオンきらめくクライム・シティにひっそりと佇む図書館。そこはジェーン・オースティン、ヴァージニア・ウルフの名を冠した数々の本が所蔵されている“武器庫”だった。本作は、そんな奇想天外なアイデアを発端に、飛び交う銃弾、ほとばしる血しぶき、渦巻く硝煙の中に女たちの連帯と共闘を描き、シスターフッドを盛大に讃えたアクション大作。
予告編では、ネオンが妖しく光るクライム・シティを舞台に、悪の組織に立ち向かう殺し屋サム(カレン・ギラン)と、その同志たちによる壮絶な攻防劇が映し出される。夜の図書館、「“本”を探してる」とサムが登場するシーンから映像は始まる。優秀な殺し屋だったサム。しかし「子供を見殺しにできない」とターゲットの娘エミリー(クロエ・コールマン)を匿ったことで組織から命を狙われるハメに…。激闘の末に辿り着いたこの図書館で、サムは著名な小説家の名を冠した“本”(武器)を調達していく。そこは表向きは図書館だが、実際は、大量の銃火器が所蔵されている秘密の武器庫だったのだ。そして行方をくらませていた伝説の殺し屋であるママ(レナ・ヘディ)も合流。反撃の準備は整ったようだ。図書館員アナ・メイ(アンジェラ・バセット)の「クソ野郎どもの脳天カチ割るわよ」とフローレンス(ミシェル・ヨー)の指パッチンを合図に、女たちの反撃の狼煙が上がる。華麗なアクション、熾烈なカー・チェイス、ド派手なガン・ファイトがめまぐるしく展開し、組織の悪党たちをひたすらブチのめしていく。果たして、血と硝煙の渦巻くこの甘くない世界でサムたちは生き抜くことができるのか…?
場面写真には、二丁拳銃をぶっ放すレナ・ヘディや満身創痍になりながらも銃を構える3バカトリオなど、ハードアクションを期待させるカットのほか、レトロなダイナーで母娘がホイップクリームが乗ったミルクシェイクを飲むポップなシーンなどが収められる。さらに、アジア最強のアクション女優ミシェル・ヨーがウェイトレス姿で拳銃を構えるカットも。銃撃戦のみならず、彼女の肉弾戦にも期待が高まる。
『ガンパウダー・ミルクシェイク』
2022年3月18日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:ナヴォット・パプシャド
出演:カレン・ギラン レナ・ヘディ カーラ・グギーノ クロエ・コールマン アダム・ナガイティス ミシェル・ヨー アンジェラ・バセット ポール・ジアマッティ
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 ネオンきらめくクライム・シティ。サム(カレン・ギラン)はこの街の暗殺組織に属する腕利きの殺し屋。だがある夜、ターゲットの娘エミリー(クロエ・コールマン)を匿ったことで組織を追われ、命を狙われるハメに。殺到する刺客たちを蹴散らし、夜の街を駆け抜ける二人は、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込んだ。図書館秘蔵の銃火器の数々を手に、女たちの壮烈な反撃が今始まる。
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