ピーター・ディンクレイジ × エル・ファニング SFファンタジー『孤独なふりした世界で』予告編&場面写真

大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズで第70回エミー賞助演男優賞に輝いたピーター・ディンクレイジと、『ネオン・デーモン』、『パーティで女の子に話しかけるには』など話題作に出演するエル・ファニングが共演したSFファンタジー『孤独なふりした世界』が、4月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2019」にて上映される。このほど、予告編と場面写真がお披露目となった。

本作は、他人と関わる事が嫌いな“孤独を愛する男”と、誰かと一緒にいたい“孤独を嫌う女”が終末世界で出会うSFファンタジー。人類がすべて死に、誰もいなくなった町で、死体を弔い、空き家を整理しながら回るデル。何もないこの世界が気に入っていたデルだったが、平穏な日常は、風変わりな女の子グレースの介入によって掻きまわされていく。

監督を務めるのは、カナダ文学界の巨匠マーガレット・アトウッドのディストピア小説をドラマ化し、第69回エミー賞作品賞他5部門を受賞したドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」を手掛けたリード・モラーノ。撮影監督として活躍してきた彼女は、2人のシングルマザーが犯罪に手を染めていくストーリーが各国で波乱を呼んだ『フローズン・リバー』、マイケル・ダグラス&ダイアン・キートン出演の『最高の人生のつくり方』などで撮影を務め、オリヴィア・ワイルド主演のサスペンス『ミッシング・サン』で長編監督デビュー。長編映画2作目となる本作は、第34回サンダンス映画祭で審査員賞を受賞し、モラーノ監督は「これまで描かれてきた世紀末もののどれとも異なっている点を楽しんで欲しい」とコメントしている。

主人公デルを演じるピーター・ディンクレイジは本作のプロデューサーも務め、孤独を愛する男の日々に入っていこうとする風変わりな少女グレース役にエル・ファニングを起用。このほか、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のポール・ジアマッティ、『ニンフォマニアック Vol.1、Vol.2』のシャルロット・ゲンズブールらが出演する。

『孤独なふりした世界で』
4月5日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」にて上映
監督:リード・モラーノ
出演:ピーター・ディンクレイジ エル・ファニング ポール・ジアマッティ シャルロット・ゲンズブール
配給:ツイン

【ストーリー】 デル(ピーター・ディンクレイジ)は、この地球上で一人だけ。人類がすべて死に、誰もいなくなった町で、死体を弔い、空き家を整理しながら回るデル。小さいけれど自分だけの楽園を細々と作り上げる事に喜びを感じていた。何もないこの世界が気に入っていたデルは地球が“普通”だった時から、ひとりが好きだった。だがデルの平穏な日常は、風変わりな女の子グレース(エル・ファニング)の介入によって、掻きまわされていく…。もう一人の生存者であるグレースは、どこから来て、どうして生きているのか。自分以外に生きている人がいた事に歓喜するグレースは、デルの世界に入ってこようとする。拒絶するデル。だけど彼女はいう、“ここにいさせて”、と。