「生き残れ!」少年と少女が挑む究極のサバイバルアクション『ハンガー・ゲーム0』予告編

全世界を熱狂させたメガヒットシリーズ『ハンガー・ゲーム』最新作にして、前日譚に当たる『ハンガー・ゲーム0』が、12月22日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルが披露された。

国家パネムの首都キャピトルに反乱を起こした12の地区を戒めるため、毎年各地区から少年少女が1名ずつ選ばれ、最後の1人になるまで殺し合いを行なう恐怖の催し“ハンガー・ゲーム”。全世界1億部を突破した同名ベストセラー小説を映画化し、全世界4,400億円を記録した世界的メガヒットシリーズ最新作は、『ハンガー・ゲーム』でジェニファー・ローレンスが演じたカットニスが第12地区のプレイヤーとして志願する64年前にして、ドナルド・サザーランドが演じたスノー大統領がパネムの独裁者として君臨する数十年前に当たる前日譚となっている。

予告編では、プレイヤーと教育係という異なる関係で主人公二人が出会い、ゲームでの生き残りという同じ目的でお互いに惹かれ合うシーンと、激しいサバイバルアクションとが印象的に描かれる。ゲームの中で、ルーシー・グレイに次々と襲い掛かるのは、急に飛んでくるドローンや空から降ってくるヘビなどで、ひ弱な少女が凄惨な戦いを強いられるという、ド派手なアクションに目が奪われる。一方、旧作では、冷酷な支配者として描かれてきたスノーが、複雑な感情を表す場面にも注目。ルーシー・グレイには「僕が守り抜くよ」と誓うが、ゴール博士からは「人々を守りたいなら、彼らを操るのに必要な事を学びなさい」と言われ、支配する側と支配される側、そして愛と野望の狭間で葛藤する若き少年時代の姿が描かれている。最後には、「最も愛するものこそ、我々を破壊する」という、『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』でのスノー大統領のセリフが引用され、スノーとルーシー・グレイの結末が気になる映像となっている。

予告編内て流れているのは、『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』でジェニファー・ローレンスが演じた主役カットニス・エヴァディーンが歌った劇中歌「The Hanging Tree」。本作では、自身のYouTubeチャンネルの歌唱動画で人気を集め、『ウエスト・サイド・ストーリー』のオーディションで約3万人の中から主人公に抜擢されたレイチェル・ゼグラーが、ルーシー・グレイとして圧倒的な歌唱力で歌い上げており、この歌にまつわる秘密も明かされる展開となっている。

ポスタービジュアルには、第12地区のプレイヤーに選ばれたルーシー・グレイ・ベアード(レイチェル・ゼグラー)と、ルーシー・グレイの教育係を務めるコリオレーナス・スノー(トム・ブライス)を中心に、ヘッド・ゲームメーカーのヴォラムニア・ゴール博士(ヴィオラ・デイヴィス)、ゲーム考案者のキャスカ・ハイボトム(ピーター・ディンクレイジ)、ゲーム司会者のラッキー・フリッカーマン(ジェイソン・シュワルツマン)などのゲーム側から、スノーの従姉のタイガレス・スノー(ハンター・シェイファー)、スノーの同級生のセジャナス・プリンツ(ジョシュ・アンドレス・リベラ)などのスノー側まで、物語のカギとなるキャラクターたちの姿が。また、背景には、今回の第10回ハンガー・ゲームの会場である闘技場が描かれ、崩れかけている天井がゲームの壮絶さを物語っており、まさに「生き残れ」のコピーが相応しいビジュアルとなっている。

『ハンガー・ゲーム0』
2023年12月22日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷他にて全国ロードショー
監督:フランシス・ローレンス
出演:トム・ブライス レイチェル・ゼグラー ピーター・ディンクレイジ ハンター・シェイファー ジョシュ・アンドレス・リベラ ジェイソン・シュワルツマン ヴィオラ・デイヴィス
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新しい試みとして、贄の教育係に任命された18歳の少年スノーは、貧しい境遇から抜け出すために優勝を心に決める。だが、彼が担当する事になったのは、最も弱い第12地区の少女ルーシーだった。そして、彼女の唯一の武器は歌だった…。

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