カツセマサヒコのデビュー作にして大ヒットを記録した同名青春恋愛小説を、松本花奈監督が北村匠海主演、黒島結菜共演で映画化する『明け方の若者たち』が、2021年12月31日より公開される。このほど、北村匠海演じる“僕”と黒島結菜演じる“彼女”の初デートシーンを収めた本編映像がお披露目となった。
本作は、大都会・東京に生きる若者が突然出会った人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤を描いた青春劇。
本編映像は、初デート中の“僕(北村匠海)”と“彼女(黒島結菜)”の姿を捉える。路地裏を歩きながら気まずそうに「どうしよっか」と話す“僕”に対し、“彼女”は「もうちょっと押してくれたらいいかも」と返答。“僕”は「もし良かったら、朝まで一緒にいませんか」と戸惑うようにはにかみながら言う。“彼女”が「はい。お願いします」と答え、二人は照れ臭そうに笑い合い映像は幕を閉じる。気になるこの後の二人の行く末は?
北村の年下感がたまらないこのシーンだが、自身もお気に入りのシーンと挙げる黒島は「しっかり見ておかないと見逃してしまう絶妙な手の繋ぎ方だったので注目して見てほしいです」とアピールする。
『明け方の若者たち』
2021年12月31日(金) 全国ロードショー
監督:松本花奈
原作:カツセマサヒコ「明け方の若者たち」
脚本:小寺和久
主題歌:マカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」
出演:北村匠海 黒島結菜 井上祐貴 山中崇 楽駆 菅原健 高橋春織 三島ゆたか 岩本淳 境浩一朗 永島聖羅 木崎絹子 寺田ムロラン 田原イサヲ わちみなみ 新田さちか 宮島はるか 佐津川愛美 高橋ひとみ 濱田マリ
配給:パルコ
【ストーリー】 「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った“彼女(黒島結菜)”に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり…。世界が“彼女”で満たされる一方で、社会人になった“僕(北村匠海)”は、「こんなハズじゃなかった人生」に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを…。
©カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会