大ヒットクライムサスペンス「殺人分析班」シリーズのユニバース作品として制作され、青木崇高演じる主人公が公安警察を舞台に新たな猟奇殺人事件と陰謀に挑む「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」が、2022年2月13日より放送・配信される。このほど、追加キャストとして、筒井道隆、徳重聡、小市慢太郎、福山翔大、瀧内公美、奥野瑛太、渡辺いっけい、段田安則、菊地凛子が出演することが発表され、併せて、特報映像がお披露目となった。
本作は、WOWOWが麻見和史の原作を基に、警視庁捜査一課十一係の活躍を描いた、通称「殺人分析班」シリーズ(「石の繭」、「水晶の鼓動」、「蝶の力学」)の最新作。捜査一課から公安部に異動したばかりの鷹野と公安分析班の活躍を描く。爆破事件の近くで与党大物議員の殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、心臓と羽根を乗せた天秤が残されていた。猟奇事件現場に臨場した公安部に異動したばかりの刑事・鷹野秀昭(青木崇高)は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。日本警察の中でも、公安警察は“治安の守護神”としての強烈なエリート意識を持っている。情報収集活動は警察にとって捜査の基本とも言えるが、公安警察において、その手法はより緻密で複雑なものを要求され、鷹野も新たな公安での捜査手法で事件を追っていくのだが…。
新たなキャストとして、捜査を指揮する公安分析班のリーダー・佐久間一弘を演じるのは、筒井道隆。全ての公安分析班の行動を把握する佐久間は、インテリジェンス捜査のブレインとして采配を振るう。そこに集められたのは鷹野(青木崇高)、氷室(松雪泰子)を含め計5名の精鋭メンバーたち。徳重聡演じる警部補・能見義則は「視察班」で、追尾のスペシャリスト。車両、自転車、徒歩で無線機を使用して追尾する。小市慢太郎演じる巡査部長・国枝周造は「指導班」で、公安での長いキャリアを生かし、安全かつ効果的に作業が行われるよう指導する。巡査部長・溝口晴人役は福山翔大が演じる。班で最年少の溝口は「IT担当」で、SNS、WEBなどから犯行に関わる情報を集める。ほかにも捜査一課時代の関係者で、今回の事件で鷹野が情報協力者エスとして運営する男・赤崎亮治役に奥野瑛太、その赤崎の婚約者で、危険な捜査に関わることを不審に思い鷹野を問い詰める宮内仁美役に瀧内公美が扮する。また、「殺人分析班」シリーズの警視庁捜査一課のお馴染みのキャラクターも登場。捜査一課十一係の係長・早瀬泰之役に渡辺いっけい、課長・神谷太一役に段田安則など、事件解決を巡って、公安部と刑事部が対立する局面も描かれる。さらに、前作「蝶の力学 殺人分析班」で鷹野の元・相棒の姉であり監察医だった相羽町子も登場。強烈な印象を残した町子を菊地凛子が再び演じる。
特報映像では、2015年「石の繭」、2016年「水晶の鼓動」、2019年「蝶の力学」と殺人分析班シリーズの過去作のスリリングな映像が断片的にたたみかけるように切り替わり、新たな舞台、新たな事件が展開される本作「邪神の天秤」の映像に行き着く。「真実はいずれ明らかにされます」と捜査一課で培った経験で真実の追及に突き進む鷹野(青木崇高)と、「公安には公安のやり方がある」と公安独自の手法で捜査する氷室(松雪泰子)。鷹野が感じた「違和感」とは?解決の糸口を見つけることができるのか?
「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」
2022年2月13日(日)より、WOWOWプライム、オンデマンドにて放送・配信(全10話) ※第1話無料放送
毎週日曜午後10時~放送・配信
監督:内片輝 山室大輔 山本大輔
原作:麻見和史「邪神の天秤 警視庁公安分析班」「偽神の審判 警視庁公安分析班」
脚本:穴吹一朗 小山正太 成瀬活雄
出演:青木崇高 松雪泰子 徳重聡 小市慢太郎 福山翔大 瀧内公美 奥野瑛太 渡辺いっけい 段田安則 菊地凛子 筒井道隆
【ストーリー】 日本警察の中でもエリートとされている公安部に異動した鷹野(青木崇高)。そんな中で起きた爆破事件の現場近くで与党大物議員の殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、その付近には心臓と羽根を載せた天秤が残されていた。猟奇事件現場に臨場した鷹野は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。日本警察の中でも、公安警察は“治安の守護神”としての強烈なエリート意識を持っている。情報収集活動は警察にとって捜査の基本ともいえるが、公安警察において、その手法はより緻密で複雑なものを要求され、鷹野も公安独自の捜査手法で事件を追っていくのだが…。秘密主義がはびこる公安で、鷹野は難事件の解決の糸口をつかめるのか?猟奇殺人事件が、やがて公安と、ある目的を果たすために公安にやって来た鷹野の運命を大きく揺るがしていくことになる。