天秤の上に“羽根”&“心臓”が!?エジプト神話を模した猟奇殺人事件の真相とは?青木崇高「邪神の天秤」ポスタービジュアル

大ヒットクライムサスペンス「殺人分析班」シリーズのユニバース作品として制作され、青木崇高演じる主人公が公安警察を舞台に新たな猟奇殺人事件と陰謀に挑む「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」が、2022年2月13日より放送・配信される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、WOWOWが麻見和史の原作を基に、警視庁捜査一課十一係の活躍を描いた、通称「殺人分析班」シリーズ(「石の繭」、「水晶の鼓動」、「蝶の力学」)の最新作。捜査一課から公安部に異動したばかりの鷹野と公安分析班の活躍を描く。爆破事件の近くで与党大物議員の殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、心臓と羽根を乗せた天秤が残されていた。猟奇事件現場に臨場した公安部に異動したばかりの刑事・鷹野秀昭は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。日本警察の中でも、公安警察は“治安の守護神”としての強烈なエリート意識を持っている。情報収集活動は警察にとって捜査の基本とも言えるが、公安警察において、その手法はより緻密で複雑なものを要求され、鷹野も新たな公安での捜査手法で事件を追っていくのだが…。

鷹野秀昭(青木崇高)が公安部に異動してから初めて挑むのは、エジプト神話になぞらえた猟奇殺人事件。ポスタービジュアルに写し出されるように、今回の事件の殺害現場にはエジプト神話の石板や天秤が残されていた。天秤の片方の皿には羽根が、もう片方の皿には殺害された被害者の心臓が載せられていた。背景にあしらわれているのは「死者の書」。絵と古代エジプト文字・ヒエログリフで書かれる古代エジプトの文書。今回の事件がエジプト神話を模していることがわかる。「死者の書」の死者の裁判の章で天秤に関して記載されている。冥界の神アヌビスが死者の罪を調べる場面だ。天秤の片方に心臓を載せ、もう一方には「真実の羽根」を載せる。死者に生前の悪行があった場合、天秤は傾く。傾けば悪人とみなされ、幻獣アメミトに魂を食われ二度と転生できなくなる。一方で、天秤の釣り合いがとれた場合、「生前の罪が無い」という意味を成し、その場合、死者は楽園イアルに行くことができるとされる。今回の事件現場に残された羽根と心臓が載った天秤は、釣り合いがとれていた。それが意味することとは…?“分析班”ユニバースの新章の幕開けに相応しい、神秘に満ちた魅力的な物語を垣間見ることができるビジュアルになっている。

「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」
2022年2月13日(日)より、WOWOWプライム、オンデマンドにて放送・配信(全10話) ※第1話無料放送
毎週日曜午後10時~放送・配信
監督:内片輝 山室大輔 山本大輔
原作:麻見和史「邪神の天秤 警視庁公安分析班」「偽神の審判 警視庁公安分析班」
脚本:穴吹一朗 小山正太 成瀬活雄
音楽:諸橋邦行
出演:青木崇高 松雪泰子 徳重聡 小市慢太郎 福山翔大 瀧内公美 奥野瑛太 渡辺いっけい 段田安則 菊地凛子 筒井道隆

【ストーリー】 日本警察の中でもエリートとされている公安部に異動した鷹野(青木崇高)。そんな中で起きた爆破事件の現場近くで与党大物議員の殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、その付近には心臓と羽根を載せた天秤が残されていた。猟奇事件現場に臨場した鷹野は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。日本警察の中でも、公安警察は“治安の守護神”としての強烈なエリート意識を持っている。情報収集活動は警察にとって捜査の基本ともいえるが、公安警察において、その手法はより緻密で複雑なものを要求され、鷹野も公安独自の捜査手法で事件を追っていくのだが…。秘密主義がはびこる公安で、鷹野は難事件の解決の糸口をつかめるのか?猟奇殺人事件が、やがて公安と、ある目的を果たすために公安にやって来た鷹野の運命を大きく揺るがしていくことになる。