「あなたを人間だと思ってもいい?」人間とロボットが行き着く未来とは?『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』予告編&ポスタービジュアル

2022年度アカデミー賞国際⻑編映画賞のドイツ代表に選出されている、ダン・スティーヴンス、マレン・エッゲルト共演のロマンティック・アンドロイドムービー『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』が、2022年1月14日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

ベルリンの博物館で楔形文字の研究に没頭する学者アルマは、研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う特別な実験に参加する。そこに現れたのは紺碧の瞳でアルマを熱く見つめるハンサムなトム。初対面にもかかわらず、積極的に口説いてくる彼は、実は、全ドイツ人女性の恋愛データ及び、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイドだった。人間同士の恋愛は妥協や擦り合わせの繰り返しで、ままならないことばかりだが、ロボット相手なら難しい人間関係もストレスゼロ。しかし、衝突のない関係は「愛」なのだろうか?それとも「高度で繊細なアルゴリズムの結果」なのか?果たして、人間アルマとロボットのトムが行き着く未来とは?

予告編は、研究者のアルマ(マレン・エッゲルト)が、ある企業が極秘で行うこの特別な実験の被験者として参加、彼女の理想のパートナーとしてのあらゆるデータがインプットされたアンドロイドのトム(ダン・スティーヴンス)と暮らし始めるシーンから始まる。期間は3週間、報酬を自身の研究に充てる事が目的とはいえ、気乗りしないまま彼を自宅に連れて帰るが、その不安は的中。「君の瞳に吸い込まれそうだ」と甘い台詞を囁き、完璧に家事をこなすかと思えば「息抜きして、働きすぎは良くない」とロマンチックな演出とともにアルマに優しい言葉をかける“完璧な彼”に、アルマは調子が狂ってしまい「気が変になりそう」と動揺、“機械”として接することで距離をおこうとするが、トムはその後も変わらず“アルマを幸せにすること”というただひとつのミッションを成功させるために、献身的な努力を続ける。そんな中、トムと過ごす時間が増えるうちに、孤独や愛について“人間以上に人間らしい”言葉を発する彼に気づき「あなたを人間だと思ってもいい?」「あなたがいないとただの人生なの」とやがて自身の心を開いていく…。「それを愛と言うのでは?」と真っ直ぐに答えるトムの真っ直ぐな言葉が胸に響くと同時に、最後には機械らしくショートする彼の姿も捉えた、シニカルでユニークな映像になっている。

ポスタービジュアルには、アルマの横にピッタリと寄り添いながらも、その背後にまるでクローンのように無数に連なるトムの姿が収められる。

併せて、本作のムビチケカード(前売り券)が、11月12日より発売されることが発表された。購入特典は、表面はロゴにちょこんと乗ったダン・スティーヴンスの姿が可愛らしく、裏面はアンドロイドの心臓がイメージされたデザインのクリアファイル(A5サイズ)。価格は1,500円(税込)。

『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』
2022年1月14日(金)より、新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国公開
監督:マリア・シュラーダー
出演:ダン・スティーヴンス マレン・エッゲルト ザンドラ・フュラー
配給:アルバトロス・フィルム

【ストーリー】 ベルリンのペルガモン博物館で、楔形文字の研究に没頭する学者アルマ(マレン・エッゲルト)は研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う特別な実験に参加することに。そこに現れたのは紺碧の瞳でアルマを熱く見つめるハンサムなトム(ダン・スティーヴンス)。初対面にもかかわらず、積極的に口説いてくる彼は、実は、全ドイツ人女性の恋愛データ及び、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイドだった。

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