世界的人気シリーズ「アダムス・ファミリー」の劇場版アニメ第2弾『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』が、2022年1月に公開される。このほど、日本語吹替キャストとして、杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、堀江瞬、秋山⻯次、京田尚子、大塚明夫が前作から続き出演することが発表され、併せて、杏、生瀬、二階堂、秋山のキャラクターをイメージした撮り下ろし写真がお披露目となった。
続編となる今作では、思春期を迎え、家族の食卓に顔を見せない長女ウェンズデーを心配したゴメズが、妻のモーティシア、ウェンズデー、パグスリー、フェスターおじさん、執事のラーチ、ハンドとペットのキティを連れて、家族の絆を深めるドライブ旅行をすることに。屋敷を飛び出し、行く先々でドタバタ騒動を起こす家族を、予想もしない出来事が待ち受ける。ナイアガラの滝、マイアミビーチ、グランドキャニオンなど、アメリカ有数の観光名所をキャンピングカーで巡る家族旅行は、見ているだけでバーチャル旅行を体験できる、ロードムービーとしても楽しめる。
日本語吹替キャストとして、前作に続き、アダムス家のママ・モーティシア役に、現在放送中の日曜劇場「日本沈没ー希望のひとー」にも出演中の杏、パパ・ゴメズ役に、ドラマや映画はもちろん最近ではバラエティ番組「それって!?実際どうなの課」のメインMCも務め活躍の場を広げる生瀬勝久、姉・ウェンズデー役にNHK連続ドラマ小説「エール」でヒロインを演じ国⺠的人気の二階堂ふみ、弟・パグズリー役に、「アイドルマスター SideM」のピエール役や「彼女、お借りします」の木ノ下和也役など人気作品のキャラクターを多く演じる堀江瞬、フェスターおじさん役に、各界のクリエイターを演じる「クリエイターズ・ファイル」でも注目を集めるお笑い芸人・ロバート秋山⻯次、バァバ役に、『風の谷のナウシカ』の大ババ役や「アンパンマン」のおむすびまん役などで活躍する声優の京田尚子、そして執事のラーチ役には、「楽しいムーミン一家」のムーミンパパ役や「ブラック・ジャック」のブラック・ジャック役、さらに「ルパン三世」の次元大介役を新たに演じることでも話題となった大塚明夫が扮し、今作でも息の合ったファミリーの掛け合いで楽しませてくれる。
杏、生瀬、二階堂、秋山の撮り下ろし写真では、4人がアダムス家のキャラクターのように黒を基調とした衣装に身を包み役になりきっている。ウェンズデーをイメージした二階堂のドレッドヘアー姿にも注目だ。
▼キャスト コメント
■杏(モーティシア役)
前作から丸一年経ち、また同じキャストで一緒に作れるのはすごく嬉しかったです。モーティシアは、子供たちに何かしてあげたい父親のゴメズに対して、何もせず優しく見守ることができる女性ですので、ディレクションをしながら一つ一つの言葉を丁寧に演じました。一見すると、はちゃめちゃで子供向け作品に思えますが、往年のポップミュージックだったり名作映画の小ネタが満載ですので、大人の方も楽しめます。ぜひ劇場でご覧ください。
■生瀬勝久(ゴメズ役)
どんな作品でも続編をやりたいとは思っていても実現ができる機会は少ないので、今回、続編を聞いたときは驚きました。前作からそんなに日が経っていなかったので、スッと気持ちも入れることができ、ゴメズを演じられたと思います。今作では思春期の子供の悩みや、その子供との関係性に悩む親の立場など、どの家族でも一度は通る内容が前作よりも多く描かれていて、どの世代でも身近に感じられると思います。ぜひみなさん劇場でご覧ください。
■二階堂ふみ(ウェンズデー役)
素敵な家族がまたスクリーンに帰ってきました。今作は、前作では知り得なかった、ウェンズデーの好奇心旺盛なところや、悩みだったり、思春期特有の心の変化や戸惑う表情が垣間見れて、新たな一面をたくさん知ることができました。アダムス家はもちろん、新たなキャラクター達の多様性も楽しんで頂けると思いますので、いろいろな世代の方に観ていただけたら嬉しいです。
■堀江瞬(パグズリー役)
パグズリー役で再び関わらせて頂けることになりました!さてさて今回はどんな感じか…と台本を開いた直後から「やっぱりアダムスファミリーだ!」と高速で頷いてしまうくらいの“帰ってきた”感、演者として、ただただそこに参加出来るのが至福の喜びであります。相も変わらずパグズリーは暴れ回っていますが、今回はちょっぴりロマンスなんかもあったり。息子を見守る気持ちで演じました(笑)。是非、宜しくお願いします。
■秋山竜次(フェスターおじさん役)
世界的に有名な家族「アダムス・ファミリー」にまたフェスターとして呼ばれて嬉しいです。しかも今回フェスターおじさんが出るシーンがとても多いんです。アフレコめちゃめちゃ頑張りました。でも僕が演じてるってお客さんは気付きますかね?フェスターおじさんにとあることが起きて、途中から言葉じゃなくて息遣いとかの擬音ばかりだったんですよ。フェスターファンの人はもちろん、みなさん劇場で確かめてください!
■京田尚子(バァバ役)
ファミリーに再び会えて、とても嬉しいです。忖度だの、空気を読めだのと、かしましい世の中で、傍若無人に振る舞うキャラクターたち。ここまでやるか―と、爽やかな感じにすらなります。クルクル変わる表情、早いテンポ、激しい息遣い、ずるくて、可愛くて、アッケラカンとして、憎めないこの老婆…。もう102歳になるというバァバに追いつくのは大変でした。この作品が、ウジウジと暗い世相を吹き飛ばしてくれる事でしょう。
■大塚明夫(ラーチ役)
今回は全編に渡って、良いところでラーチが出てきて活躍するので、演じていて大変楽しかったです。ラーチは、ほとんどしゃべらなくて、多分、複雑なことを考えることはできないかもしれませんが、複雑な感情は持っていて、それを上手く表に発露しない分、もの悲しくて、人々をキュンとさせるキャラクターではないでしょうか。その辺りを、前作よりもさらに表現することができたと思います。ぜひ楽しみにしていてください。
『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』
2022年1月 TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
監督:グレッグ・ティアナン コンラッド・ヴァーノン
出演:オスカー・アイザック シャーリーズ・セロン クロエ・グレース・モレッツ ニック・クロール ジャボン・“ワナ”・ウォルトン ウォーレス・ショーン スヌープ・ドッグ ベット・ミドラー ビル・ヘイダー
日本語吹替キャスト:杏 生瀬勝久 二階堂ふみ 堀江瞬 秋山⻯次 京田尚子 大塚明夫
配給:パルコ
【ストーリー】 夏休み恒例の自由研究発表会(科学フェア)で優勝を狙うウェンズデーは、フォスターおじさんにペットのタコ“ソクラテス”の特性を移植する実験を披露する。しかし結果は、順位をつけず全員入賞に終わった。がっかりしたウェンズデーは、主催者のストレンジ博士に共同研究をもちかけられるが、「家族の秘密だから」と断わる。思春期を迎えて家族の食卓に顔を見せないウェンズデーのために、ゴメズは絆を深めようとキャンピングカーでドライブ旅行に家族を連れ出した。愉快な騒動を巻き起こしながら、ナイアガラの滝、マイアミビーチ、グランドキャニオンと、観光名所をめぐる旅は続く。しかし、そんなアダムス家のゴシック調キャンピングカーを、怪しい男たちが追いかけて来ていた…。
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