サンドラ・ブロック「私の存在を無視しないで!」元受刑者が”罪を償う”ために妹を捜索!『消えない罪』予告編&キービジュアル

『しあわせの隠れ場所』、『ゼロ・グラビティ』のサンドラ・ブロックが主演とプロデューサーを兼任する『消えない罪』が、12月10日よりNetflixにて独占配信される。このほど、本作の予告編とキービジュアルがお披露目となった。

過去に犯してしまった殺人の罪で20年の刑期を終え、刑務所から出所したルース・スレイター。“罪を償った”はずの彼女だが、社会に出たルースに待ち受けていたのは、“過去の罪が許されない”世界。社会に溶け込めず孤立し、安息を求めた故郷でも厳しい批判に遭い、次第に行き場をなくしていくルース。彼女が“罪を償う”ための唯一の手段は、昔とある理由で置き去りにしてしまい、離れ離れになっていた妹を探すことだった。果たしてルースは、過去の罪、そしてこれからの自分にどのように向き合っていくのか?

監督を務めるのは、ドイツ出身のノラ・フィングシャイト。『システム・クラッシャー 家に帰りたい』が2019年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)を受賞するなど、注目を集める新鋭監督だ。

主演およびプロデューサーを務めるのは、『しあわせの隠れ場所』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、『ゼロ・グラビティ』でも再び同賞にノミネートされるなど、演技派俳優としての地位を確立したサンドラ・ブロック。今作では、許されぬ罪を背負って生きる元受刑者という、これまで演じたことのない役に挑む。そのほか、『メン・イン・ブラック』、『マグニフィセント・セブン』などに出演のヴィンセント・ドノフリオ、『マ・レイニーのブラックボトム』などで4度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るヴィオラ・デイヴィスなど演技派俳優たちが脇を固める。

予告編では、出所後も世間の厳しい目にさらされ、疎外感と絶望感に苛まれるルースを、サンドラが緊迫感溢れる演技で演じる。事件を知る人々からの非難が後を絶えず、精神的にも追い詰められていく中、唯一の望みである妹を探そうとするルース。虚ろな表情で街を彷徨い、自分を抑えられず感情をむき出しにしたり、再び妹とのつながりを取り戻そうと悩み葛藤するルースの姿が映し出されていく。『ゼロ・グラビティ』では宇宙からの生還を試みる科学者役で、ほとんどのシーンが無重力空間でたった一人という設定に挑み、『バード・ボックス』では“目隠し”をしたまま逃避行に出る母親役で、視界を遮られながらの体当たりの演技に挑むなど、過去に数々の難役を演じてきたサンドラが、本作で挑んだ元受刑者役で見せる重厚な演技の新境地は必見だ。

キービジュアルには、前を見据えるルースの表情が大きく収められ、その力強いまなざしから、彼女が背負う重い過去と葛藤が伝わってくる。

Netflix映画『消えない罪』
11月26日(金)より、一部劇場にて公開
12月10日(金)より、Netflixにて独占配信
監督:ノラ・フィングシャイト
プロデューサー:グレアム・キング サンドラ・ブロック
出演:サンドラ・ブロック ヴィンセント・ドノフリオ ジョン・バーンサル ヴィオラ・デイヴィス

【ストーリー】 過去に犯してしまった殺人の罪で20年の刑期を終え、刑務所から出所したルース・スレイター(サンドラ・ブロック)。“罪を償った”はずの彼女だが、社会に出たルースに待ち受けていたのは、“過去の罪が許されない”世界。社会に溶け込めず孤立し、安息を求めた故郷でも厳しい批判に遭い、次第に行き場をなくしていくルース。彼女が“罪を償う”ための唯一の手段は、昔とある理由で置き去りにしてしまい、離れ離れになっていた妹を探すことだった。果たしてルースは、過去の罪、そしてこれからの自分にどのように向き合っていくのか?