市民がつくる映画ファンの祭典「第31回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」が、11月13日から11月20日に東京都多摩市にて開催される。このほど、国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第13回TAMA映画賞」の受賞作品と受賞者が決定し発表された。
▲第12回TAMA映画賞授賞式(2020年) ©2020 TAMA CINEMA FORUM
2009年にスタートし、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するTAMA映画賞。本年度の最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストを表彰する最優秀作品賞は、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』、岨手由貴子監督の『あのこは貴族』が受賞。最優秀男優賞には役所広司と菅田将暉、最優秀女優賞には尾野真千子と有村架純が選ばれた。授賞式は、11月21日に府中の森芸術劇場 どりーむホールにて開催される。
以下は、受賞結果。
■最優秀作品賞
『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)
©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
『あのこは貴族』(岨手由貴子監督、及びスタッフ・キャスト一同)
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
■特別賞
土井裕泰監督・坂元裕二、及びスタッフ・キャスト一同(『花束みたいな恋をした』)
© 2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
横浜聡子監督、及びスタッフ・キャスト一同(『いとみち』)
©2021「いとみち」製作委員会
■最優秀男優賞
役所広司(『すばらしき世界』『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』『竜とそばかすの姫』)
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
菅田将暉(『花束みたいな恋をした』『キャラクター』『キネマの神様』『浅田家!』)
© 2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
■最優秀女優賞
尾野真千子(『茜色に焼かれる』『明日の食卓』『ヤクザと家族 The Family』『心の傷を癒すということ 劇場版』)
©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
有村架純(『花束みたいな恋をした』『映画 太陽の子』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』ほか)
© 2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
■最優秀新進監督賞
藤元明緒監督(『海辺の彼女たち』)
©2020 E.x.N K.K. / ever rolling films
松本壮史監督(『サマーフィルムにのって』『青葉家のテーブル』)
©2021「サマーフィルムにのって」製作委員会
■最優秀新進男優賞
藤原季節(『のさりの島』『佐々木、イン、マイマイン』『空白』『くれなずめ』『明日の食卓』)
©北白川派
金子大地(『サマーフィルムにのって』『猿楽町で会いましょう』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』ほか)
©2021「サマーフィルムにのって」製作委員会
■最優秀新進女優賞
三浦透子(『ドライブ・マイ・カー』『椿の庭』『おらおらでひとりいぐも』『アイヌモシリ』)
©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
伊藤万理華(『サマーフィルムにのって』『息をするように』)
©2021「サマーフィルムにのって」製作委員会
※映画賞の選考期間:2020年10月~2021年9月に劇場公開された作品が対象
「第31回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」
会期:11月13日(土)~11月20日(土)
会場:東京都多摩市内の2会場
主催:TAMA映画フォーラム実行委員会