金子大地「枠に囚われずに楽しんで」、醍醐⻁汰朗「社会への問いを投げかける題材」「未来世紀SHIBUYA」11月配信!

鬼才・白石晃士監督が、金子大地と醍醐⻁汰朗のダブル主演で、15年後の日本を舞台にデジタル化社会の現実を映す「未来世紀SHIBUYA」が、11月26日よりHuluにて独占配信されることが決定した。併せて、キービジュアルがお披露目となった。

デジタル後進国といわれる日本は、コロナ禍の影響もありデジタル化社会への大きな舵を切っている。15年後の2036年は、AI、脳内チップ、脳内記憶操作、空飛ぶ車などが暮らしの中に浸透し、その反面で、今では起こり得ないトラブルや新たな現象が発生することは間違いない。さらにデジタル技術の利便性を惜しみなく受けられる富裕層がいる一方、お金も、学歴も、その他何も持たない人たちは、同じように恩恵を受けられるとは到底思えない。このデジタル化社会の流れは、現代人にどのような影響と変化をもたらすのだろうか?本作は、そんな日本の近い将来の姿を、デジタル化社会底辺で生きる動画配信者の若者を通じて痛快に炙り出し、いち早く体感することができる完全オリジナル動画エンタテインメントだ。

デジタル化社会底辺を生きる若者の一人、ミツルを演じるのは、『猿楽町で会いましょう』、『サマーフィルムにのって』など今年の話題作への出演が相次ぎ若手実力派俳優として頭角を現し今最も期待される俳優・金子大地。そして、もう一人の若者カケル役に、映画『天気の子』の主人公・森嶋帆高で一気に注目を集め、2022年公演の舞台「千と千尋の神隠し」でハクを演じることでも話題の若手俳優・醍醐⻁汰朗が扮する。ミツルとカケルはバディを組み、チカラ強くハツラツとこのデジタル化社会が進んだ世界を生き切る。

監督は、日本のフェイクドキュメンタリーの第一人者であり、『不能犯』、『貞子vs伽椰子』など映画監督として特にホラーのジャンルで根強いファンを持つ、映像テクニックの名士・白石晃士。白石監督自らが全編カメラを回し、従来の撮影に囚われない斬新なPOV手法により、想像を超える世界を創り上げた。

▼スタッフ&キャスト コメント

■金子大地(ミツル役)
ミツルは、⼥性的な部分も少年っぽさも持ち合わせている人物なので、共存させるのはとても難しかったです。15年後は未来ではありますが、人と人、という⼤切な部分は変わらないと思うので、すべての人が分け隔てなく暮らせる明るい世界であってほしいです。現在も社会的に問題視されていることや人間関係を映し出した本作を通して、将来がどんな変化を遂げているのか想像していただけたらいいなと思います。新しいことに挑戦している作品だからこそ、枠に囚われずに楽しんでいただきたいですし、「こんな作品は観たことがない!」と言える作品になっている自信があるので、ぜひ多くの方々に観ていただきたいです。

■醍醐虎汰朗(カケル役)
カケルは、純度100%のおバカで、すごく格好つけで、何かダサくて、中二病入ってて…けれどいつも真っ直ぐなので人から愛されるキャラクターだと思います。一足先に15年後の未来を垣間見て、科学が発達するのは便利で良いこともありますが、それ故の怖さも感じたので、発達しすぎない良さもあるんだなと思いました。できればあまり変わってほしくないこともあるし、平和な未来であってほしいと願います。この作品はビジュアルがポップで気軽に見やすい仕様になっていますが、同時に社会への問いを投げかけている題材で、メッセージ性もあります。観た方が何かを感じていただける作品になっていると思いますので、ぜひお楽しみいただけると嬉しいです。

■白石晃士(監督)
ホラーでもバイオレンスでもサスペンスでもない作品を商業的に作ったのは今回が初めてで、新鮮な気持ちで未来世界を構築し、ミツルとカケルというズッコケ二人組のバカ騒ぎを楽しみにながら撮影することができました。そして仕上げでも様々な遊びに挑戦し、よくこんな、かつてない企画がやれたなと、そして、やらせてもらえたなと、そんな幸せな実感を持ちながら完成に向かいつつあります。配信動画という設定なので、視聴者の皆さんにはまさにYouTubeを見るように気軽な感覚で楽しんでいただけたら本望です。ぜひ、ミツルとカケルのバカパワーを浴びながら、彼らと共にディストピアを軽やかに駆け抜けてみてください!

Huluオリジナル「未来世紀SHIBUYA」
11月26日(金)より、Huluにて一挙独占配信(全6話)
監督・脚本:白石晃士
脚本:保坂大輔
出演:金子大地 醍醐⻁汰朗

【ストーリー】 2036年シブヤ。孤児として育ったミツル(金子大地)とカケル(醍醐⻁汰朗)は、二人で動画配信サービスWeTuber「正義マン」として活動をするも人気WeTuberには程遠く、その日暮らしの毎日を送っている。デジタルハイスペックで超人気カリスマWeTuberに憧れて、一攫千金、人生の大逆転を夢見ている。そんなある日、錆びれたシブヤの一角で言動不明・謎の暗号を繰り返し、常にマネキンを抱える通称“マネキンおじさん”を目撃し、動画配信サービスに投稿すると、瞬く間に再生回数が伸びていく。これを機に視聴者から“AI恋人との恋愛の悩み”“失った記憶の再生”“全く別人格の記憶移植”など次々と奇妙な相談の依頼が届くようになる。持ち前のノリと生まれ持ったバカパワーだけで問題解決に向けてカメラを回し続けるも、徐々に不可解な事件に巻き込まれていく…。

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