林遣都、あだ名は「ケント・デリカット」!? 小松菜奈、初共演の林と「距離を縮めるために…(笑)」

10~20代をはじめとする若者を中心に絶大な支持を得る作家・三秋縋のヒット作を、林遣都と小松菜奈のダブル主演で映画化する『恋する寄生虫』が11月12日より公開される。このほど、9月29日に新宿バルト9にて完成披露試写会が実施され、キャストの林遣都、小松菜奈、柿本ケンサク監督が登壇した。

本作は、心に痛みを抱えた若者同士の切なくも美しいラブストーリー。潔癖症に苦しむ孤独な青年と、視線恐怖症の不登校女子高生。誰かを好きになることなど一生ないと諦めていた孤独で不器用な二人が出会い、運命の恋に落ちる。しかし彼らの幸福な日々はそう長くは続かなかった…。

本作が初共演となる林と小松。林は小松との共演について聞かれると「楽しかったです、とても接しやすくて。お会いするまでは勝手にクールなイメージを持っていた。とにかく周りの方に愛される方」と小松を絶賛した。

小松は初共演となる林と「距離を縮めるために」あだ名をつけようとしたという。そのあだ名は、「“ケント・デリカット”(笑)」。これを聞いた林は「それ、もう別人じゃん!?」とツッコんだそうだが、小松はこれに負けずに“ケント・デリカット”と呼び続けていたという。

突飛なあだ名をつけられた林は「小学校のときに、そう呼ばれたことがあって。最初は冗談だと思っていたら、その後もずっとそう呼び続けていて。なんの引っかかりもなく呼んでくるんですよ(笑)。その名前になったかのような(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「冗談じゃなかったんだなと。全部が正直な方なんだなと(笑)」、小松につけられたあだ名を受け入れたことを明かしていた。

『恋する寄生虫』
11月12日(火) 全国公開
監督:柿本ケンサク
原案:三秋縋「恋する寄生虫」
脚本:山室有紀子
出演:林遣都 小松菜奈 井浦新 石橋凌
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾(林遣都)。ある日、見知らぬ男から視線恐怖症で不登校の高校生・佐薙ひじり(小松菜奈)と友だちになって面倒をみてほしい、という奇妙な依頼を受ける。露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だったが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。世界の終わりを願っていたはずの孤独な二人はやがて惹かれ合い、恋に落ちていくが…。

©2021「恋する寄生虫」製作委員会