ネバヤン・安部勇磨のソロ名義曲「テレビジョン」が主題歌に!リリー・フランキー『その日、カレーライスができるまで』予告編&場面写真

リリー・フランキーが初の一人芝居で主演し、清水康彦が監督、齊藤工がプロデュースを務める映画『その日、カレーライスができるまで』の公開日が9月3日に、主題歌が安部勇磨(never young beach)のソロ名義曲「テレビジョン」に決定し、併せて、予告編と場面写真がお披露目となった。

「今年も妻の誕生日にカレーを作っています。三日後が、誕生日です」「ただ、色々あって今年はひとりです」外はどしゃぶりの雨。男がカレーを仕込む。愛聴するラジオ番組から聴こえるリスナーの「マル秘テクニック」募集に、男はコンロでぐつぐつと音をたてる“三日目のカレー”についてのメールを綴り始める…。日本の一家団欒の象徴ともいえる家庭の味=カレーライスと、電波を通じて誰かと誰かをつないでくれるラジオが、ひとりの人生、ひとつの家族にもたらすものとは?

予告編では、本作のタイトル通り、リリー・フランキー演じる主人公がカレーを慣れた手つきで調理するシーンなどが収められ、テーマのひとつであるラジオ番組の雰囲気も一部味わえる。また初めて一人芝居に挑戦したリリーの悲喜交交、さまざまな表情が映し出され、本作がリリー独特の個性が溢れる演技と、ほぼワンシチュエーションの物語に映像ならではの表現を駆使していることがうかがえる。

主題歌は、ネバヤンの愛称で親しまれる人気ロックバンドnever young beachでボーカル&ギターを担当する安部勇磨による「テレビジョン」。脱力感のある歌声とノスタルジックなサウンドが物語のやさしい後味となる。本楽曲は、今年6月30日に初のソロ名義でリリースしたアルバム「Fantasia」に収録される。安部は本作の劇中歌も歌唱する。

『その日、カレーライスができるまで』
9月3日(金)より、全国順次公開 ※併映作品あり
監督・脚本・編集:清水康彦
原案・脚本:金沢知樹
脚本:いちかわニャー
企画・プロデュース:齊藤工
主題歌:安部勇磨「テレビジョン」
出演:リリー・フランキー
声の出演:中村羽叶 吉田照美 岡田ロビン翔子 黄栄珠 福田信昭 神野三鈴
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 どしゃぶりの雨のある日、とあるアパートの一室。くたびれた男が台所に立つ。毎年恒例、三日後の妻の誕生日に食べる特製カレーを仕込んでいるのだ。愛聴するラジオ番組ではリスナーの「マル秘テクニック」のメール投稿を募集している。すると男はガラケーを手に取り、コンロでぐつぐつと音をたてる特別な手料理についてメールで綴り始める。その横では、幼くして亡くなった息子の笑顔の写真が父の様子を見守っている…。「今年も妻の誕生日にカレーを作っています」「ただ、色々あって今年は一人です」…ある夫婦を繋ぐラジオ番組とカレー。絆で結ばれたふたりだけに訪れる、特別な奇跡の物語。

© 2021『その日、カレーライスができるまで』製作委員会