渡辺いっけい「嬉しさと同時に不安」、小野武彦「とても幸せな日々」歴代レギュラーキャストが大集結!沢口靖子『科捜研の女 -劇場版-』

1999年の放送開始から今にいたる20年以上、テレビ朝日で高視聴率を打ち出し続けている沢口靖子主演の超人気ドラマシリーズ「科捜研の女」を初めて映画化する『科捜研の女 -劇場版-』が、9月3日より公開される。このほど、追加キャストとして、渡辺いっけい、小野武彦、戸田菜穂、田中健らテレビシリーズの歴代レギュラーキャスト9名が出演することが発表された。

シリーズ初となる劇場版では、世界同時多発不審死事件から始まる最難関の事件、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操るシリーズ史上最強の敵がマリコたちの前に立ちはだかる。

新たなキャストとして、渡辺いっけい、小野武彦、戸田菜穂、田中健、野村宏伸、山崎一、長田成哉、奥田恵梨華、崎本大海の総勢9名が出演し、これまでテレビシリーズを彩ってきた人気キャラクターたちが劇場版でも活躍する。

マリコ(沢口靖子)の離婚した夫・警察庁の倉橋拓也役を演じる渡辺いっけいは、19年振りの登場。元妻・マリコが語る離婚の真相とは!?さらに今回、マリコとの間に新たな展開が。マリコが覗かせる女心にも注目だ。マリコの父親であり、科学鑑定監察所の監察官・榊伊知郎役は小野武彦。本作では、鑑定の正当性を精査するために娘のマリコと対峙する。監察官・芝美紀江役は戸田菜穂。マリコや土門との因縁の対決は見逃せない。加賀野に接触する警察協力受難者協会の評議員・佐久間誠役には田中健。科捜研による冤罪の責任を取って警察を去った過去がある佐久間は、劇場版でマリコと土門に再会する。転落死事件の目撃者の一人である京都医科歯科大学の解剖医・佐沢真役は野村宏伸。ドラマではマリコにプロポーズするも振られてしまった佐沢だが、果たしてこの思いはマリコに伝わるのか!?世界最高性能の大型放射光施設の技官・宮前守役は山崎一。以前は科捜研の所長を務め、捜査を進めるマリコが頼りにする人物だ。科捜研の元物理研究員で、現在はカナダの科学捜査センターに所属する相馬涼役は長田成哉。世界同時多発事件解決のため、助っ人として大活躍する。科捜研の元映像データ研究員であり、現在は京都府警・サイバー犯罪対策課に所属する吉崎泰乃役は奥田恵梨華。今回も最新通信解析ソフトを駆使して捜査に協力する。そして、京都府警・警務部所属の木島修平役には崎本大海。かつては土門とバディを組んでいたが、今回は捜査の監察のために土門を連行するという立場に。はたしてマリコたちは事件の真相にたどり着けるのか!?

▼キャスト コメント

■渡辺いっけい(倉橋拓也役)
ファーストシーズンのみの出演でしたので、お話をいただいた時は、非常に驚きました。そして嬉しさと同時に皆さんを驚かせてしまうのではと不安にも思いました。19年経っても、変わらない沢口さんの情熱には助けられましたし、照れながら二枚目を演じていたあの頃から年を重ね改めて倉橋拓也を演じる面白みを感じました。さり気なく登場する、元夫の登場にもご期待ください。

■小野武彦(榊伊知郎役)
何度かの映画化の噂、実現できて嬉しいかぎりです。懐かしいスタッフ、キャストとの撮影、とても幸せな日々でした。マリコと対峙するシーンでは緊張感のある中にも親子を実感でき良いシーンになったと自負して居ります。公開を迎える頃には、皆さんにも穏やかな日常が戻り、この映画を観て楽しんで頂ける事を心より願って居ります。

■戸田菜穂(芝美紀江役)
シリーズ初の劇場版をずっと楽しみにしていました。いつもマリコさんたちに対して「あなたたちには二度と会わないことを願うわ」というセリフを残し去ってばかりだったので、また「科捜研の女」で芝美紀江を演じられることが嬉しかったですし、沢口さんも内藤さんも金田さんも、お帰りなさいと温かく迎えて下さり、幸せな撮影でした!!

■田中健(佐久間誠役)
(映画は)もうちょっと早くやるべきだったんじゃないですかね(笑)。テレビとはやれることが違うので、今回の映画化は非常に面白いと思います。もっと皆さんが出られるよう、映画のシリーズ化も期待しております(笑)!現代と並行するドラマである分、科学や技術はどんどん進歩していきますが、久しぶりに現場でご一緒した時も、沢口さんと内藤さんお二人が変わらず温かい目で見てくれたことがとても嬉しかったです。

■野村宏伸(佐沢真役)
まさか「科捜研の女」が映画になるとは思っていなかったですし、マリコさんにフラれてしまった佐沢の再登場にはとても驚きました。現場の雰囲気は6年前と変わりませんが、やっぱり20年以上やってきて初の映画化に対する、沢口さんはじめ大勢の方々の色んな想いが伝わってきました。最近の「科捜研の女」には無い面白い役柄として、僕なりに普段とは違う空気感を出すことが出来たシーンが楽しみです。

■山崎一(宮前守役)
初めての映画化には、素直に驚きました。僕がレギュラーの時にはやれなかった劇場版に今回、帰ってこれて凄く嬉しかったです。現場の鑑定装置が凄く充実していて、より科学的になったことが一番印象的ですね。昔の機器とレベルが全く違うので、演じるとき緊張で手が震えました(笑)。実在する世界ナンバーワンの施設で撮影した、非常に貴重なシーンの出来上がりもとても楽しみです。

■長田成哉(相馬涼役)
遂に映画化!という気持ちがやっぱり一番です。とても見応えある作品だからこそ、映画ではどうなるのかと新鮮な気分になりました。たくさんのキャラクターが出てくるので、昔からこの作品を好きな方々にとっては最高にテンションが上がる映画になっていると思います。そしてカナダにいる相馬くんがなぜ出るのか、皆さん気になりますよね(笑)?是非劇場でご確認ください!

■崎本大海(木島修平役)
劇場版のお話を聞いた時はとてもびっくりしたと同時に、21年にわたって皆さんの期待を超え続けてきた「科捜研の女」が、今回集大成としてどんな映画になるのか非常に楽しみです!こういうご時世の中でも変わらない、ポジティブな雰囲気の現場には安心しました。久しぶりに内藤さんとご一緒したシーンでの、土門と木島の二人の関係性を懐かしんでいただけたら嬉しいです。

『科捜研の女 -劇場版-』
9月3日(金) 公開
監督:兼﨑涼介
脚本:櫻井武晴
音楽:川井憲次
出演:沢口靖子 内藤剛志 佐々木蔵之介 若村麻由美 風間トオル 金田明夫 斉藤暁 西田健 佐津川愛美 渡部秀 山本ひかる 石井一彰 渡辺いっけい 小野武彦 戸田菜穂 田中健 野村宏伸 山崎一 長田成哉 奥田恵梨華 崎本大海
配給:東映

【ストーリー】 京都、ロンドン、トロント…「助けて」と叫びながら高所から飛び降りたのは、全員が科学者だった。だが、犯罪に繋がる物的証拠はゼロ。各地で自殺として処理されようとしていたが、榊マリコ(沢口靖子)をはじめとする科学捜査研究所のスペシャリストたちと捜査一課の土門刑事(内藤剛志)、解剖医の風丘教授(若村麻由美)らは、半ば強引に捜査を進めていた。やがてマリコたちは、「未知の細菌」の発見で世界的に脚光を集める天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)にたどりつく。だが、加賀野には鉄壁のアリバイが存在するのだった…。スクリーンに散りばめられた謎を解かなければ、死の連鎖は止められない!

©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会