金子大地、奈緒、風吹ジュンが出演!黒木華 × 柄本佑『先生、私の隣に座っていただけませんか?』予告編&ポスタービジュアル

新進気鋭の映画作家・堀江貴大が監督・脚本、黒木華と柄本佑がダブル主演する、TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018で準グランプリに輝いた映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』が、9月10日より公開される。このほど、追加キャストとして金子大地、奈緒、風吹ジュンが出演すること、シンガーソングライター・eillが主題歌を担当することが発表され、併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、漫画家の佐和子がある日突然、「不倫」を題材に新作漫画を描くと言い出すところから動き出す。そこにはそっくりそのまま自分たち夫婦が描かれ、佐和子の担当編集者と不倫をしていた夫の俊夫は、佐和子にバレたかもしれないと精神的に追い詰められていく。さらに漫画は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開。俊夫は恐怖と嫉妬に震えながら漫画を読み進めていくが…。

新たなキャストとして、佐和子(黒木華)が通う自動車教習所の先生役に、主演映画『猿楽町で会いましょう』、『サマーフィルムにのって』など出演作が続き、来年はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も控える金子大地、佐和子の担当編集者・千佳役に、ドラマ「あなたの番です」、『みをつくし料理帖』と多彩な演技が注目を浴びる奈緒、さらに佐和子の母親役に風吹ジュンと映画、ドラマ、舞台と幅広い分野で活躍する実力派俳優陣が集結した。

主題歌は、今年4月にメジャーデビューし、1stシングル「ここで息をして」が人気TVアニメ「東京リベンジャーズ」のエンディング主題歌として話題沸騰中、その多彩なソングライティング・センスで多数のアーティストに楽曲提供も行い、2021年ブレイクアーティストとして注目されるシンガーソングライター・eill(読み:エイル)が担当する。

予告編は、結婚5年目を迎えた夫婦の穏やかな買い物シーンから始まった直後、「でも彼には別の女がいた」と夫・俊夫の不倫が明かされるところから始まる。新連載のテーマを「不倫」にするという妻・佐和子のセリフに平然を装う俊夫だったが、佐和子が描き始めた、現実そっくりの不倫漫画を読み進めていくうちに、日に日に追い詰められていく。「漫画だよ、漫画。フィクション!!」と自分に言い聞かせる俊夫だが、漫画には自動車教習所の若い先生(金子大地)と佐和子の笑いあうカットやキスするカットなど、秘めた関係の描写が次第にエスカレート。「佐和子も不倫をしているのか?自分の不倫はバレているのか?」と慌てふためく俊夫の姿からは、どこかクスッと笑ってしまうコミカルな展開も垣間見ることができる。佐和子の描く新作漫画は、「現実」か「創作」か。夫婦のウソとホンネが交錯する究極の心理戦は、観客を混乱の渦へと巻き込む予想もつかない展開へ。スリリングな「夫婦映画の快作」を期待させる、緊張感あふれる映像になっている。また、予告編中盤からは、eillの甘く切ない歌声で歌い上げられる、竹内まりやの名曲「プラスティック・ラブ」が流れ、「さて、夫はどんな顔をするだろうか?」という佐和子の謎めいたセリフと相まって深い余韻を残す。

ポスタービジュアルには、冷静な表情でこちらを見つめる佐和子と俊夫の姿が収められるが、それとは対照的に、アラタアキによる汗をかき焦った表情の俊夫のイラストが印象的。「その不倫、ぜんぶ描く。」というキャッチコピーは、佐和子の決意を示しているかのようである。

『先生、私の隣に座っていただけませんか?』
9月10日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:堀江貴大
劇中漫画:アラタアキ 鳥飼茜
主題歌:eill「プラスティック・ラブ」
出演:黒木華 柄本佑 金子大地 奈緒 風吹ジュン
配給:ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】 漫画家・佐和子(黒木華)の新作漫画のテーマは…「不倫」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、佐和子の担当編集者・千佳(奈緒)と不倫をしていた俊夫(柄本佑)は、「もしかしたらバレたかもしれない!」と精神的に追い詰められていく。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の若い先生との淡い恋へ急展開。この漫画は、完全な創作?ただの妄想?それとも俊夫の不貞に対する、佐和子流の復讐なのか!?恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく…。

©2021『先生、私の隣に座っていただけませんか?』製作委員会