柄本佑、教習所で黒木華&金子大地を盗み見!膝から崩れ落ちた理由とは?『先生、私の隣に座っていただけませんか?』本編映像

新進気鋭の映画作家・堀江貴大が監督・脚本、黒木華と柄本佑がダブル主演する、TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018で準グランプリに輝いた映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』が、9月10日より公開される。このほど、本作の本編映像がお披露目となった。

妻・佐和子(黒木華)と、夫・俊夫(柄本佑)は結婚5年目の漫画家夫婦。ある時、俊夫が自分の担当編集者と浮気していることを知ってしまった佐和子は、「不倫」をテーマに新作漫画を描き始める。それを知った俊夫は気が気でなく、つい妻が不在のときにその漫画を盗み見してしまう。するとそこには、自分たち夫婦がそっくりそのまま描かれていて…さらに読み進めると、なんと妻と自動車教習所の若い先生とが淡い恋へと進展していく様子が描かれていた。

本編映像は、そんな驚愕の展開に動揺した俊夫が、血相を変えて妻が通う自動車教習所に乗り込むシーンから始まる。妻の不倫を疑い、居ても立っても居られずに教習所に向かった俊夫は、急いで車を停めると一目散に教習所内のコースに駆け出し、佐和子が乗っている車を探して片っ端から目を光らせる。遠くの車を確認するため、咄嗟にスマホのカメラのズーム機能を使う描写は絶妙にリアルで、俊夫が至って真剣だからこそ観客は思わずクスッとしてしまう。そうして、ようやく妻を発見。我に返り、慌ててのぼり旗の陰に身を潜める俊夫。次の瞬間、妻と一緒に車から出てきたのは、ついさっきまで自分が盗み見していた妻の漫画に登場する教習所の若い先生と瓜二つの男だった…。普段は履かないスカートを履き、いつもより心なしか柔らかな笑顔を見せる佐和子。まるで漫画の展開が現実のもののように感じられるほど仲睦まじい二人を見て、自分の不倫は棚に置きながら、愕然と膝から崩れ落ちる俊夫。そんな、わかりやすくパニックに陥り右往左往する姿はコミカルであり、自業自得でありながらどこか憎めない俊夫という人間味溢れるキャラクターをよく表している。

『先生、私の隣に座っていただけませんか?』
9月10日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:堀江貴大
劇中漫画:アラタアキ 鳥飼茜
主題歌:eill「プラスティック・ラブ」
出演:黒木華 柄本佑 金子大地 奈緒 風吹ジュン
配給:ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】 漫画家・佐和子(黒木華)の新作漫画のテーマは…「不倫」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、佐和子の担当編集者・千佳(奈緒)と不倫をしていた俊夫(柄本佑)は、「もしかしたらバレたかもしれない!」と精神的に追い詰められていく。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の若い先生との淡い恋へ急展開。この漫画は、完全な創作?ただの妄想?それとも俊夫の不貞に対する、佐和子流の復讐なのか!?恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく…。

©2021『先生、私の隣に座っていただけませんか?』製作委員会