『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の野口照夫監督が2000年代初頭にインディーズ作品として制作した映画を、奈緒と磯村勇斗のダブル主演でドラマ化する「演じ屋」が7月30日にWOWOWプライムにて放送されることが決定。併せて、本作のフルキャストが発表された。
CMやドラマ、映画などの話題作に引っ張りだこで、今や見ない日はない奈緒と磯村勇斗。そんな最旬キャスト2人を初共演&W主演で迎え、脚本と監督を務める野口照夫が2000年代初頭にインディーズ作品として「演じ屋」を制作し、約20年ぶりに新しい「演じ屋」を生み出す。
結婚式前日、痴漢の冤罪で仕事も婚約者も失ってしまうトモキ(磯村勇斗)。自分を痴漢の冤罪に追い込んだ犯人たちに復讐するため、客から依頼された役になりきる「演じ屋」であるアイカ(奈緒)を雇うのだった。アイカと共にトモキの復讐に力を貸す「演じ屋」の仲間も登場。リーダー的立場の松田英太役の笠原紳司を筆頭に、松田ユリ役に青山倫子。松田新一郎役に藏内秀樹。松田セイル役に加藤柚凪。とある事情で全員が“松田家”の疑似家族として一つ屋根の下に同居している点にも注目だ。またそんな「演じ屋」ファミリーの“飼い犬”で貴重な情報提供元!?である衣笠源二郎役に今井孝祐。トモキの元婚約者・深田真由子役に徳永えり。トモキを痴漢の冤罪に陥れた犯人である佐野ミユ役に伊藤萌々香。ミユと共犯の大澤アキラ役に伊藤あさひ。母子家庭で幼い息子と恋人のために身を削りながら危険な仕事で働く中里リサ役に島崎遥香。借金返済のためリサに危険な仕事をさせる恋人・船山弘也役に田中俊介。そんな弘也を執拗に追う謎の男・原田辰巳役に白川裕二郎(純烈)。爽やかなルックスとは正反対の裏の顔を持ち、トモキを嵌めようとする戸村誠司役に忍成修吾。息子を事故で亡くした小料理屋の店主・熊田健一役におかやまはじめ。そして「演じ屋」のお得意様で、しょっちゅう依頼をしてくる謎のIT企業の社長・相澤俊彦役に袴田吉彦。
2000年代初頭の旧作「演じ屋」の面々も今作での再会を果たし、個性的で魅力的な新旧キャスト演じるそれぞれのキャラクターがどう絡み合っていくのか。ドンデン返しや予想もしないまさかの展開など、計算され尽くしたストーリーに期待しよう。
「演じ屋」
7月30日(金)より、WOWOWプライム・オンデマンドにて放送・配信開始(全6話) ※第1話無料放送
毎週金曜夜11時30分~放送
監督・脚本:野口照夫
出演:奈緒 磯村勇斗 笠原紳司 青山倫子 藏内秀樹 加藤柚凪 今井孝祐 伊藤あさひ 島崎遥香 田中俊介 白川裕二郎 忍成修吾 おかやまはじめ 袴田吉彦
【ストーリー】 結婚式前日、痴漢の冤罪で仕事も婚約者も失ってしまうトモキ(磯村勇斗)。死を決意し、ビルの屋上から飛び降りようとしたその瞬間、女性が悲鳴をあげながら逃げてくるのを目撃。女性は刃物を持った男に襲われてしまい、さらにその場に居合わせたトモキまでもが刺されてしまった…と思いきや、それらは全て演出で、「演じ屋」のアイカ(奈緒)とその依頼主による演技だったのだ。巻き込まれてしまったトモキは、アイカから「演じ屋」なる職業の存在を聞かされる。そこでトモキは自分を痴漢の冤罪に追い込んだ犯人たちに復讐するため、「演じ屋」であるアイカを雇うのだった…。