潔癖症の男女が繰り広げる台湾発のラブストーリー『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』8月公開!

潔癖症&不器用な青年と、潔癖症&窃盗症の女性が繰り広げる台湾発のラブストーリー『怪胎(原題)』(英題:i WEiRDO)が、邦題『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』として、8月20日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

「恋は盲目」をテーマのひとつに、「恋の約束と固執」を描いた本作。防塵服を着て外出するほど重度の潔癖症である青年ボーチンは、ある日電車に乗っていると、同じ車両に同じような完全武装をした潔癖症の女性ジンを発見する。運命的な出会いを果たした2人は、清らかな恋愛をスタートさせるが、ボーチンからこの厄介な症状が突然消えてしまい、次第にすれ違っていく…。

本作は、世界中の映画祭で数々の賞を受賞し、台湾アカデミー賞とも呼ばれる金馬奨では、新人監督作品ながら6部門にノミネート。台湾国内でも突飛な設定やエキセントリックなビジュアル、そして主演2人のラブリーでスタイリッシュな演技も相まって大きな話題を呼んだ。

ボーチン役は、役所広司主演映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』や、Hey! Say! JUMPの山田涼介主演ドラマ「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」にも出演していたリン・ボーホン。潔癖症であり、外出を避けるため自宅で作業ができる翻訳業で生計を立てながらも、パソコンのタイピングが異常に苦手で仕事に支障を来しているという、かなり風変わりな⻘年を演じ、第57回台湾アカデミー賞で最優秀主演男優賞にノミネートされた。

ジン役には、今までも台湾アカデミー賞や、台北映画祭ほか海外の映画祭でも最優秀女優賞を受賞してきたニッキー・シエ。潔癖症である上、スーパーマーケットで万引きを重ねてしまう窃盗症の女性ジンは、タイピングが得意でボーチンの不得意なことを自分が補えるという運命的出会いを果たす。本作で難役を演じ、第57回台湾アカデミー賞最優秀主演女優賞にノミネートされ、ボーホンとともにカップルでのノミネートとなった。

メガホンをとるのは、『あの頃、君を追いかけた』など数々の作品で、撮影現場で指導、指揮をする執行監督を務めてきたリャオ・ミンイー。本作で満を持して監督デビューを飾る。

『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』
8月20日(金)、シネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開
監督・脚本:リャオ・ミンイー
出演:リン・ボーホン ニッキー・シエ
配給:エスピーオー フィルモット

【ストーリー】 重度の潔癖症の⻘年ボーチン(リン・ボーホン)。家では隅々まで徹底的に掃除し、自身も何度も手を洗いシャワーを浴びる毎日。外出する時はもっと大変!防塵服を着て手袋とマスクをするほどの完全武装。そのため彼は一般的な社会生活が送れず、他人から見るとまさに“偏人”であった。ある日、いつもの完全武装で電車に乗っていると、同じ車両に同じような完全武装をした女性ジン(ニッキー・シエ)を発見。2人は運命的な出会いを果たす。彼女も重度の潔癖症で、さらに屋外に4時間以上いると肌に発疹が出るアレルギー体質の上、スーパーマーケットで万引きを重ねてしまう窃盗症まで持ち合わせていた。「自分は一生、他人と隔絶してひとりぼっちで生きていくのだ」と運命に縛られていた2人が、天の采配で出会い、清らかな恋愛がスタートする。それは「他人から疎外される」という恐れのない安心感に満ちた唯一無二の関係。何の希望もない暗黒の日々が次第に色づいていく。だが、この運命的な関係は突然破綻を迎える。ボーチンからこの厄介な症状が消えてしまったのだ。永遠にこの関係は続くと信じ合えていた2人だったが、次第にすれ違っていく…。

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