役所広司 × テレンス・チャン 過酷な条件下のエベレストを舞台にした日中合作映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』11月公開!

過酷な条件下のエベレストを舞台に描く、役所広司主演、名プロデューサーのテレンス・チャンのタッグで贈る日中合作映画『Wings Over Everest』(原題/中国題:氷峰暴)が、邦題『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』として、11月より公開されることが決定した。

本作は、標高8848メートル、氷点下50度という過酷な条件下のエベレストを舞台に、圧倒的スケールと映像美で贈るスペクタクル・エンタテインメント。ヒマラヤ地区の平和的局面を脅かす可能性のある機密文書を乗せた一機の飛行機がエベレスト南部に墜落する。インド軍側が派遣した特別捜査官だと自称する二人の男は、ヒマラヤ救助隊“Wings”に、エベレストに登り機密文書を取り戻す手伝いを依頼。Wingsの隊長・姜は、そのエベレストガイドの任務を引き受ける。

主演は、日本映画界を代表する名優・役所広司。本作では、“ヒマラヤの鬼”と呼ばれ、ヒマラヤ救助隊“Wings”を率いる隊長・姜を演じる。役所と初タッグを組んだのは、名監督ジョン・ウーのハリウッドデビューを後押しし、『フェイス/オフ』、『M:I‐2』、『レッドクリフ』シリーズなど世界的大ヒット作を多く手掛ける名プロデューサーのテレンス・チャン。昨年の東京国際映画祭に来日した際は、本作での役所広司について「役所広司さんの大ファンで、彼のことを世界で一番優秀な俳優だと思っていたので、いつか一緒に仕事がしたいと思っていました。ファンタスティックだった!」と評した。

また、“Wings”隊のメンバーとして、第83回アカデミー賞外国語映画部門中国代表作品に選ばれた『唐山大地震』のヒロインで注目され、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』などハリウッド大作への出演も続くチャン・ジンチューや、山田涼介主演ドラマ「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」や映画『オーロラの愛』に出演の台湾人俳優リン・ボーホンらが出演する。

さらに、6月15日に開幕する第22回上海国際映画祭に役所広司の参加が決定。テレンス・チャン、チャン・ジンチュー、ユー・フェイ監督と共にレッドカーペットイベントと記者会見に出席する。

『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』
11月 全国公開
監督・脚本:ユー・フェイ
プロデューサー:テレンス・チャン
音楽:川井憲次
出演:役所広司 チャン・ジンチュー リン・ボーホン ビクター・ウェブスター ノア・ダンビー グラハム・シールズ ババック・ハーキー プブツニン
配給:アスミック・エース

【ストーリー】 ヒマラヤ周辺国家は地域の平和のため地域会議を開催し、“ヒマラヤ公約”を締結することに。会議開催前、機密文書の乗った一機の飛行機がエベレスト南部に墜落。その文書はヒマラヤ地区の得難い平和的局面を脅かす可能性のあるものだった。インド軍側が緊急で派遣した特別捜査官だと自称する二人の男、ヴィクターとマーカスは、ヒマラヤ救助隊“Wings”を探し出し、エベレストに登って機密文書を取り戻す手伝いを依頼する。その依頼に懸念を覚えるWings隊長・姜(役所広司)だったが、隊は深刻な財政難に陥っていたため、再三迷った後、エベレストガイドの任務を引き受ける。しかし、過酷な雪山の頂・デスゾーンで待ち受けているものが何かを知る者はいなかった。かつてエベレストで遭難した恋人の遺体を探し出すためにWingsに入ったシャオタイズー(チャン・ジンチュー)の無謀ともいえる行動に、亡くした娘を見るような思いに駆られつつ隊長の姜はヘリパイロットのハン(リン・ボーホン)らとともに世界最高峰を登り始める。様々な思いと世界規模の陰謀がからまり、物語は思わぬ方向へ…。

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